学生が銀行でお金を借りることはできる?借りる際の注意点も解説!

学生が銀行でお金を借りることはできる?借りる際の注意点も解説!
学生が銀行でお金を借りることはできるのでしょうか。この記事では、学生が銀行でお金を借りることができるのか、という問いに対して解説していきます。学生ローン、奨学金、消費者金融など、銀行以外でお金を借りる方法も紹介しているので、ぜひお読みください。
監修者「谷川 昌平」

監修者谷川 昌平ファイナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!

学生が銀行でお金を借りることはできる?


こんにちは。マネーキャリア編集長の谷川です。

先日、大学生でバイトしてない方からこんな疑問を寄せられました。 

どうしても今月出費がかさんでお金が足りなくて…学生は銀行でお金を借りることはできますか?
住宅ローンやカーローンは有名ですが、学生には馴染みの薄い「お金を借りる」という行為。

ここでは、バイトしてない学生がお金を借りる場合を中心に、
  • 学生が銀行からお金を借りられるのか
  • 銀行以外から借りる方法はあるのか
  • 返せなくなったらどうなるのか 
など、これからお金を借りることを考える学生さんに役立つ記事になっています。 
ぜひ最後までご覧ください。

マネーキャリアでは、お金に関する記事が数多くありますので興味のある方は合わせてご覧ください。  

学生が銀行でお金を借りることは難しい


まず結論から申し上げますと


「バイトしてない学生が銀行からお金を借りることは難しい」


残念ですが銀行は、そう簡単にお金を貸してくれません。

貸す側の立場になってみれば、分かります。

  • 本当に返してくれるのか不安な方
  • 人間的には信頼できても、バイトしてない無収入の方
  • 法的に親の同意が必要な未成年者
どれか一つでも当てはまる方に、お金を貸したくはないでしょう。

仮に貴方が友達から

「10万円貸してよー」って言われて
「ハイわかりました」で貸しますか?

貸しませんよね?

という話です。

①銀行カードローンは審査が厳しい

銀行からお金を借りる際に、よく使われるのが銀行カードローン。

住宅ローン等とは異なり「どんな目的にも使える」のが魅力です。


ただし、審査基準は厳格。

例えば、三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」によると

  • 20歳以上65歳未満の個人
  • 原則安定した収入がある方
  • 保証会社の保証を受けられる方
  • 保証会社の審査に通過した方
この基準を全て満たす必要があります。

このため、未成年者は借りられません。
成人していたとしても
  • 無職
  • バイトしてない学生
が審査に通過する可能性は限りなく低いです。

補足:総量規制による審査の厳格化

近年、カードローンには一定の制約が儲けられることになりました。
「総量規制」と言います。

これは、多重債務者をなるべく減らしていくために決めたものです。
2010年から施行され、一定の効果を上げています。

簡単に言うと
「目的を定めないローンは、総額で年収の1/3までしか借りられない」という規制。
これにより、銀行のカードローンは審査が更に厳格になってしまいました。

  • 貸付前に、収入や返済能力の正確な把握に努める
  • 貸付後も、信用状況の変動の把握に努める
などと、より「返してくれるかどうか」を厳格に把握する方向に傾いています。
この状況で、バイトしてない学生が銀行からお金を借りるのは大変難しいと言わざるを得ません。

②指定可能な融資の使用用途が学生になじみのないものが多い

一方で、銀行はカードローンだけではなく、「目的別のローン」も準備しています。

  • 住宅ローン
  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • ブライダルローン
  • 事業ローン
とはいえ、どれも学生には縁遠い話。

「いや、今日明日の生活のためのローンが欲しいんだよ!」

と言いたくなるかもしれませんが、生活のためのローンはありませんし銀行は絶対にそんな目的別ローンは設けません。

目的別のローンは、あくまで
  • 一時的に大きな出費がある
  • 将来返ってくる可能性がある
  • 返ってこなくても貸したお金を回収できる(担保)
上記にあてはまるものだから設けているだけです。
例えば、住宅ローンやマイカーローンを返せない人がいても家や車を没収してお金に換えれば多少なりとも返ってきます。

これを競売と言います。どこかで聞いたことある言葉ですね。

一方、日々の生活は何も残りません。消費して終わりです。
あとは労働などの手段で金銭を得て、返してもらうしかないのです。

なお、唯一学生さんに関係ありそうな教育ローンですが、これは学費の支払いなどに用いる場合に限定されるローンで、「保護者」が申請するものです。

少なくとも「ローン」として銀行からお金を借りる道は、バイトしてない学生にはありません。

学生が銀行でお金を借りるならクレジットカードのキャッシング枠


「それじゃあどうすればいいの?」

「今月あと1万円で過ごすしかないの?」


決してそんなことはありません。


お金を借りる方法はローンだけではありません。

学生でも作れるクレジットカードにある「キャッシング枠」を使えば、バイトしてない学生でも借りられます。


ただし、これも結局審査がありますので、誰もが使えるわけではありません。

また、以下の注意点もあります。

  • 10万円程度しか付与されない可能性が高い
  • キャッシングを使った分ショッピング枠が減る

それでも、全く借りられないよりはマシかもしれません。


ちなみに「ショッピング枠の現金化」は広告でもたまに見かけますが、

カード会社の規約違反です。


絶対に手を出してはいけません。


昔は、どうしてもお金を返せない方の最終手段として、

  1. 換金性の高い商品をショッピング枠一杯に購入
  2. それを売りさばく
  3. まとまったお金が入る
など、ショッピング枠を現金に換える行為が散見されました。今でもあります。

もちろん、100万円分使っても100万円手に入るわけではありません。
よくて95万円、ひどい場合は80万円以下です。

とりあえずその月だけは、他の借金の返済に充てられます。

ただし、来月借金+ショッピング分100万円払わないといけなくなります。
これをされてしまうとカード会社が一方的に損失を負うパターンが多いのです。
  1. 他から借りた借金を返済する
  2. 次月、今までの借金+カードのショッピング分を払わないといけなくなる
  3. 殆どの場合は払えないので自己破産or債務整理
  4. カード会社はショッピング枠分ほぼ丸々損失になる可能性大
このような損失を防ぐため、カード会社は規約で現金化を禁じているものと考えられます。

バレた場合は
  • カードの利用停止
  • 強制退会
  • 同じ会社のクレジットカードは発行不可
というペナルティもあります。
こんなやり方は自転車操業であり、バレなきゃいいというものでもありません。

キャッシング枠が通らなければ、クレジットカードで借りることは素直にあきらめましょう。

銀行以外で学生がお金を借りる方法4選!


バイトしてない学生にとって、銀行から借りるにはハードルが高すぎると思います。

でも、貸してくれる相手は銀行だけではありません。


まだ学生である分、将来性があるのです。

その将来性に対して、お金を貸してくれる場合があります。


銀行以外でお金を借りる方法を4つご紹介します。

①超低金利な奨学金を利用する【おすすめ】

一つ目が最もオススメ、奨学金です。

a.メリット

  • 低金利(日本学生支援機構の第一種奨学金なら無利子)
  • 100万円以上の借り入れも容易
  • 総量規制の対象外
  • バイトしてない学生でもOK
  • 返済時の月々の負担が比較的軽い(参照:日本学生支援機構
  • 使用目的は割と自由
まとまった金額を借りられる上に、学費の支払いに使っても良いし日々の生活に使ってもOK。非常に使い勝手の良い借入先です。

日本学生支援機構の第一種奨学金の場合、無利子なので
「借りたけどちょっと余った」
場合でも金利負担がない分オトクです。

b.デメリット

  • 返済期間が長期に及ぶ(参照:日本学生支援機構
  • 無利子奨学金「収入要件」「成績要件」を満たさないと借りられない
  • 借り過ぎると卒業後、大きな負担を強いられる
大学4年間を一人暮らしで通学する場合、返済期間は15~18年。
22歳で大学を卒業して、返済終了は38~40歳です。

悪い言い方をすれば、18年間返済地獄。
月2万円以内だとしても、初任給からすれば10%近く返済で取られてしまいます。

借りるための要件も厳しく、無利子である日本学生支援機構の第一種奨学金の場合
  • 高校の平均成績3.5以上 (2021年度入学者の場合)
  • 成績を満たさない場合、父母の住民税が非課税
このどちらかを満たさないと借りられません。

また、たまに「借りられるなら限度いっぱい借りちゃえ」という考え方の人がいますが絶対にやめた方が良いです。卒業後、自分の首を絞めるだけ。

大半の奨学金には低金利とはいえ「金利負担」があることを忘れてはいけません。
例として、
  • 300万円借りる
  • 金利2%
  • 返済期間20年
上記の場合、返済総額は360万円以上になります。

300万円程度ならまだ問題ありませんが、借り過ぎると超優良大手企業に内定にならないと返済不能になって詰みます。

とはいえ、学生がお金を借りる方法としては最も低金利で良心的です。

奨学金破産などという言葉が独り歩きしていますが、90%以上の人はきちんと返済しています。

②審査が通りやすい学生ローンを利用する

二つ目は、比較的簡単に借りられる学生ローンです。

カレッヂなどがあります。

a.メリット

  • 奨学金より審査は緩め
  • 一部、最短即日融資も可能
  • 未成年者でも親の同意書が不要な所もある
成績や親の収入証明が必要ない点は、奨学金にはない魅力だと思います。
また、未成年者でも借りられる大変貴重なローンです。

b.デメリット

  • 限度額は大抵50万円程度まで
  • 金利が15%前後以上と高い
あまり大きい金額は借りられず、尚且つ高金利なのが厳しい。
15%以上となると、消費者金融の金利とあまり変わりません。

ちなみに、10万円以上100万円未満の場合、法律上の上限金利は18%。
学生ローンの金利は、ほとんど上限金利なのです。

使い勝手は良くないので、できれば奨学金で済ませたいところです。

③即日で借りられる消費者金融を利用する

三つ目は、即日で借りられる消費者金融です。

アコムプロミスなどですね。

a.メリット

  • WEBで簡単に申し込みできる
  • 即日融資に対応
  • 返済が遅れない限り「書類で親バレ」が起きない
とにかく「誰にもバレずに即日お金を借りる」ことが可能な点は魅力です。

b.デメリット

  • 未成年は借りられない
  • 50万円以上の場合は収入証明を求められる
  • 学生ローンと同等の高金利
未成年は借りられませんが、上記のデメリットは学生ローンでも大差ありません。
20歳以上の方は、消費者金融を利用する方が良いでしょう。

ただし、バイトしてない学生の場合、高額を借りることは大変難しいです。

④両親や友人から借りる

最後に四つ目は、両親や友人からお金を借りる方法です。

a.メリット

  • 契約や手続きなくお金を借りられる
  • 審査がないのでバイトしてない学生でも借りやすい
  • 相手次第では無利子にしてくれる
  • 相手次第では大金でも借りられる
審査が要らない点は魅力になります。

b.デメリット

  • 「お金の切れ目が縁の切れ目」で、返済不能になると信用を失う
  • 友人の場合は断られる可能性が高い
  • 両親相手でも、利用目的によっては断られる
  • 自分に信用がなければ借りられない
  • 相手に資産がなければ借りられない
結局のところ「相手次第」になりますし、あなた自身の信用をお金に変換している行為でしかありません。

場合によっては、貸した相手に一生頭が上がらなくなることもあります。

そもそも相手に資産がなければ借りられませんので、同じ学生である友人が資産を持っている可能性は限りなく低いですし、両親が貧乏だったら無理です。

人によっては、最初から選択できない手段です。

自分の運命を恨みたくなるかもしれませんが、あなたの両親も必死に働いて大学まで通わせてくれているのです。

追加でお金を借りようと思うこと自体、恥ずかしいと思ってください。

補足:友人にお金を借りるのは、たとえ少額でも可能な限り避ける

自分の家庭が貧乏だとバレてしまいますし、それが原因で遊びに誘ってもらえなくなったり疎遠になる可能性もあります。

「そんな友人は友人じゃない」なんて綺麗事が通用する人ばかりではないです。

いくら良心的な友人でも、返さなくなった途端に態度が豹変する可能性もありますから、可能な限り借りるのはやめましょう。

学生がお金を借りる際の注意点


ここまでで借りる方法をご紹介したので、是が非でも借りたい方は

「早速サイトを調べて契約」

などと先走ってしまうところですが、ちょっと待ってください。


借りるのは簡単だからこそ、注意してほしいことが沢山あります。

以下の内容は、絶対に確認してください。

①本人確認証が必要

契約する前の準備として「本人確認書類」が必要です。

日本国内において、本人確認として単独で認められるものは下記の通りです。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード(通知カードはNG!)
  • その他顔写真付の身分証
本人確認については年々厳しくなる一方ですので、免許証やパスポートがない方はマイナンバーカードを申請しましょう。新規申請手数料は無料です。
申請方法はマイナンバーカード総合サイトを確認してください。

消費者金融によっては、プロミスのように一部健康保険証でも可能な場合はありますが、顔写真付の身分証がないと不便なことはこの先増えていくと思います。

賛否両論はあれど、国はマイナンバーカードを普及させる方向で推し進めていますので、今さら持っていないのはデメリットにしかなりません。

マイナンバーカードを持つメリットとしては下記の通りです。
  • コンビニで住民票や印鑑証明書が発行できるうえに安い(200円)
  • ネットで申し込めば健康保険証としても使える
  • 将来確定申告をする際にネット上でスムーズに完結する(e-Tax)
特に住民票などの発行は、大変便利です。
素直に申請し、大事に保管しておきましょう。

補足:学生証は学生ローン以外本人確認として機能しない

学生は全員持っている学生証。ほとんどの場合、顔写真はついています。

ならば「その他顔写真付の身分証」ではないのかと思われるかもしれませんが、認められません。

学生証はあくまで学校が発行したもので、公的書類ではありません。
国立大学でも、あくまで「国立大学法人」という独立行政法人と位置付けられます。

詳しい説明は省きますが、企業が発行している「社員証」と効力に大差ありません。
そのため、原則として本人確認書類としては使えません。

例外として、学生ローンの場合は使うことができます。

②中学・高校生・未成年の人は法律により借りれないことがほどんど

お金を借りる際に、大きな壁になるのが年齢。

未成年者は、学生ローンや奨学金などの一部例外を除き借りることができません。


2021年現在、18歳以上を成年とみなす法律改正が既に決まっていますが、施行は2022年4月1日。それまでは20歳未満は「未成年者」となります。


未成年者がお金を借りられない理由は、

「法定代理人(親)による契約の取消権」が強力すぎるからです。


仮に未成年者の子が親の同意なしにローンを借りて、親が取消権を行使すると

  • 契約がなかったことになる
  • 借りたお金の返済義務がなくなる
ことになり、合法的に「借りパク」が成立することになります。
親の同意があればこのような事象は発生しませんが、借りる金額や期間を考えれば、貸す側の利益はそこまで大きくありません。

そのため、銀行や消費者金融にとっては「ハイリスクローリターン」になりビジネスが成立しないため、貸さないのです。

一方、学生ローンや奨学金は「学生のための貸付」ですので、親の同意を得たうえで借りることができるのです。
この場合はもちろん、親が取消権を行使することはできません。

いずれにせよ、未成年者が親にバレずにお金を借りるのは、一部学生ローンを除いて無理です。

③利用明細等に関する確認方法を確認しておく

親に内緒でこっそり借りている人が注意しなければいけないのが利用明細。

確認方法は大きく分けて下記の通りです。

  • 郵送
  • WEB(メール通知)
  • 電話
  • ATM
このうち、バレやすいのが郵送と電話。
郵送は親と同居していたらいずれバレますし、電話での確認でも利用明細書は郵送されてしまうので注意が必要です。

また、WEBにする場合でもメールで通知されることがあります。
家族共用のアドレスは絶対に使わず、自分用のアドレスを作っておきましょう。

メールアドレスとして無料で便利なのはこの2つ。
  • Yahoo!メール
  • Gメール
どちらでも良いと思いますので、ない方は登録してください。
携帯のキャリアメールもありますが、使い勝手は悪いです。

補足:利用明細で確認できること

  • 借入金額
  • 金利(貸付利率)
  • 月々の返済額
  • 返済日
  • ご利用可能額
利用明細は、必ずこまめにチェック!
借りっぱなしは絶対ダメです。

ほとんどありませんが利用明細が間違っていることもありますので、その際は問い合わせましょう。

問い合わせる際も、お問い合わせ用のフリーダイヤルを設けてくれている会社が多いので、通話料はかからず安心です。

④返済する目途を立てておく

利用明細をチェックするだけでなく、返済計画も立てていきましょう。

大前提として、契約時に月々の返済額が無理な金額になる場合は借りてはいけません。


無理な金額を借りることは「借金地獄」への入り口です。


「無理な借金、ダメ絶対!」


その大前提はクリアしたとして、下記のように返済計画を立ててください。

a.月々の返済額/返済期日の把握

利用明細でチェックできますので、月々の返済額と返済期日を正確に把握してください。

そもそも、お金の管理がしっかりしている人は生活費のためにお金を借りません。


失礼な言い方になりますが、借りなければいけない状況に陥っているということは、

「あなたはお金の管理ができていない」ということの証明です。


1円単位で把握、返済期日もしっかり確認しましょう。

b.返済期間の把握

こちらも利用明細でチェックできます。何カ月に及ぶのかを正確に把握してください。

その間、返済金額も含めてお金をやりくりしていく必要があります。


この時点で返せるかどうか自信がない方は、お金を借りる以外の手段(後述します)を考える方が現実的でしょう。

c.返済計画を立てる

状況を把握できたうえで、計画です。

計画を立てる上で重要になるのが家計簿。


まず収入に当たる

  • バイト
  • バイトしてない学生は仕送り
を把握しましょう。

次に支出に当たる
  • 家賃
  • 光熱費
  • 水道費
  • 通信費
  • 食費
  • 日用品支払い費
  • 美容費
  • 娯楽費
  • ローン返済費
  • その他
これらを可能な限り正確に把握してください。
お金を借りる方は、大抵「支出>収入」になっていますので何かを我慢するしかありません。

少なくとも、娯楽費や美容費は大幅に削るしかないでしょう。
カットだけでなくカラーやパーマなど、高額な美容院に通うのはただの浪費。
飲み会や遊びも、断る覚悟が必要です。

それでも工面できない場合、食費や通信費も大きく節約する必要があります。
  • 少々面倒でもスーパーで食材を買いそろえ、コンビニは使用禁止
  • 格安SIMにして、高いスマホも買わない
これくらいの工夫は必須です。

お金を借りることの責任を重く受け止めてほしいです。

⑤返済ができないとブラックリストに載る

なぜここまで返済を強調してお伝えするのか。

それは、「返済できなかった場合のペナルティ」が甚大だからです。


延滞(返済日に返済できない状態)期間別にペナルティをご紹介します。

絶対に延滞は起こしてはいけません!


a.延滞期間1日~

  • 遅延損害金の発生
  • 電話や書面で支払いを催促してくる
基本的には、1日でも遅れれば遅延損害金を支払う羽目になります。
毎月苦しい中で更に来月の返済額が増えます。

b.延滞期間1カ月以上(目安)

  • バイト先へ電話してくることがある
  • 業者によっては訪問で催促されることがある
周りの人に隠すことはできなくなります。
自分の信用を失うことになるでしょう。

c.延滞期間2カ月以上(目安)

  • 個人信用情報機関(CIC)に異動情報として記載される(=ブラックリスト)※CICはブラックリストという言葉は使わず、あくまで「クレジット情報の異動(延滞など)」とみなします
  • 督促状や催告状が届いたり、一括返済を求められることがある
とうとうブラックリストに入ってしまいます。
これに入ると、
  • 一般的な住宅ローンはほぼ組めない(審査に通らない)
  • 金融機関(特に銀行)からはお金を借りられなくなる
  • クレジットカードが作れなくなる
など、今後の人生を棒に振るレベルのペナルティを背負います。
ちなみに、ブラックリストは完済後5年間残ります。

d.延滞期間3カ月以上(目安)

  • 裁判所より差し押さえ予告通知が届く
  • 予告通知を数週間ほど無視すると、強制執行で換金性のある財産(給与や預貯金など)は容赦なく没収される
もうここまでくると、債務整理自己破産しか強制執行を防ぐ手段はありません。
なお、仮に防いだとしてもブラックリストに載りますので、5年間残ります。

いかに滞納が恐ろしいかは、お分かりいただけたでしょうか?

補足:就活への影響

既にブラックリストに載ってしまった学生は、将来の就活について心配する方もいるかもしれませんが、個人情報保護法が守ってくれますので基本的には影響ありません。

少なくとも、お金を貸すことを事業として行っていない業界なら、第三者の信用情報を調べるには相手の同意が必須です。
そもそも、就活の面接において個人の信用情報を質問すること自体が「禁止事項」に該当し、できません。

厚生労働省の「公平な採用選考の基本」に記載がありますので、まともな企業でこれを知らない採用担当はいません。

金融機関への就職を考える場合、借りた金融機関へ就活する場合は影響するでしょう。
ただ、前述の個人情報保護法によりそう簡単に信用情報は見られなくなりました。

いまだに「信用情報は金融機関が自由に調べられる」などと信じている人がいますが、そんなことが現実に起きたら法律違反です。

逆に金融機関が信用を失う羽目になるので、採用1名程度の問題でこんなリスクを冒す銀行はないと思います。

⑥在学中に返す必要はない

学生がお金を借りる際の返済期間ですが、これは学生か否かを問わず


「契約で定められた期間」です。


在学期間と返済期間に関連性は全くありません。


たとえば奨学金は、元から「卒業後に働いて返済し、次借りる学生さんが困らないようにしてね」という趣旨のもと、卒業後の返済を認めています。


他のローンに上記のような趣旨はありませんが、貸す側としては

  • 遅滞なく
  • 決められた金額を
返してくれさえすれば、卒業後でもOKです。

⑦アルバイトの収入を増やしておけば学生はお金を借りやすい

バイトしてない学生には耳の痛い言葉ですが、貸す側は収入がある方に貸したいと考えるのが自然です。


そのため、たとえアルバイトであっても収入を増やすと審査に通りやすくなります。

すなわちお金を借りやすくなるということです。


ローンの要件にある「安定した収入」は、一見するとアルバイトがあてはまらないように見えますが、実際はアルバイトやパートでも問題ありません。


給与明細などの収入証明書を用意すると、より信用度もあがります。

お金が必要な学生は自分で稼ぐのもひとつの方法


ここまでで、ローンや借入についてお伝えしました。


内容を読んで「よーし今からローン申し込むぞ!」と前向きになった方はほとんどいないでしょう。それくらい借りることの責任は重いのです。


どうしてもお金が必要な学生へ、借りる以外の解決方法を紹介します。

  • バイトしてない学生は即日バイトをやってみる
  • 今のバイトのシフトを増やす
  • 「バイトル」「タウンワーク」で新しいバイトを探す
  • メルカリで自宅の不要なものを販売してみる
  • ランサーズやクラウドワークスに登録し、フリーランスとしての仕事を探す
  • 日雇い派遣に登録してみる
方法は意外とたくさんあります。
特に、下記に全て当てはまる方は絶対にバイトは経験しておくべきです。
  • 文系
  • コミュ力低い
  • バイトしてない
そもそも、コミュ力低い文系が理系と就活で戦って勝てるはずがありません。
おまけにバイトしてないとなれば、「この学生は世間知らず」とみなされ落ちることもあります。

仮に就活以外の選択をするとしても、社会経験やコミュ力は必須能力です。
長期バイトが嫌なら、日雇いという選択肢も取れます。

「学生の本分は勉強」という人がたまーにいますが、日本の学生の勉強時間は大学受験前が頂点。

大学生の大半は遊び倒しています。

そんな状況なので、採用担当も大学時代の勉強なんておまけ程度にしか見ません。
よほど専門的な研究をしている院生以外、評価されないのです。

とにかく、バイトしてない学生が「お金ないから借りる」のは甘えです。

まずバイトしなさい!

まずはバイトで食いつなぎ、ある程度余裕が出来たら副業で稼ぐことも考えましょう。
  • 記事のライティング
  • ブログ運営
  • 物販
  • Youtuber
  • 動画編集
などなど、現代はネット上で稼ぐ手段があふれかえっています。
最初はバイトの時給に全く敵わないので、今日明日のお金が欲しい時には不向きですが、将来大きな資産になる可能性も高いです。

意外と借りなくても何とかなります。

まとめ:学生が銀行でお金を借りるのは難しい

学生が銀行でお金を借りることについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。


本記事では、

  • バイトしてない学生が銀行からお金を借りられるか
  • 銀行以外の借入れ手段
  • 返済が遅れるとどうなるか
  • 返済計画の重要性
  • お金を借りる以外の手段

を中心にお話しました。


改めて冒頭の疑問にお答えすると、

「バイトしてない学生が銀行からお金を借りることは難しい」となります。 


 一方で、奨学金は比較的低金利で借りられます。

  • 実家からの援助が見込めない
  • 一人暮らしが必要
  • ある程度の成績はある
上記に当てはまる学生は、奨学金を中心に検討する方が良いと思います。

ただ、日々の生活のための借金は「何も残らない」のであまりオススメできません。

可能な限りバイトするなど、代替策で乗り切りましょう!