この記事の目次
- 学生が銀行でお金を借りることはできる?
- 学生が銀行でお金を借りることは難しい
- ①銀行カードローンは審査が厳しい
- ②指定可能な融資の使用用途が学生になじみのないものが多い
- 学生が銀行でお金を借りるならクレジットカードのキャッシング枠
- 銀行以外で学生がお金を借りる方法4選!
- ①超低金利な奨学金を利用する【おすすめ】
- ②審査が通りやすい学生ローンを利用する
- ③即日で借りられる消費者金融を利用する
- ④両親や友人から借りる
- 学生がお金を借りる際の注意点
- ①本人確認証が必要
- ②中学・高校生・未成年の人は法律により借りれないことがほどんど
- ③利用明細等に関する確認方法を確認しておく
- ④返済する目途を立てておく
- ⑤返済ができないとブラックリストに載る
- ⑥在学中に返す必要はない
- ⑦アルバイトの収入を増やしておけば学生はお金を借りやすい
- お金が必要な学生は自分で稼ぐのもひとつの方法
- まとめ:学生が銀行でお金を借りるのは難しい
学生が銀行でお金を借りることはできる?

こんにちは。マネーキャリア編集長の谷川です。
先日、大学生でバイトしてない方からこんな疑問を寄せられました。
- 学生が銀行からお金を借りられるのか
- 銀行以外から借りる方法はあるのか
- 返せなくなったらどうなるのか
学生が銀行でお金を借りることは難しい

まず結論から申し上げますと
「バイトしてない学生が銀行からお金を借りることは難しい」
残念ですが銀行は、そう簡単にお金を貸してくれません。
貸す側の立場になってみれば、分かります。
- 本当に返してくれるのか不安な方
- 人間的には信頼できても、バイトしてない無収入の方
- 法的に親の同意が必要な未成年者
①銀行カードローンは審査が厳しい
銀行からお金を借りる際に、よく使われるのが銀行カードローン。
住宅ローン等とは異なり「どんな目的にも使える」のが魅力です。
ただし、審査基準は厳格。
例えば、三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」によると
- 20歳以上65歳未満の個人
- 原則安定した収入がある方
- 保証会社の保証を受けられる方
- 保証会社の審査に通過した方
- 無職
- バイトしてない学生
- 貸付前に、収入や返済能力の正確な把握に努める
- 貸付後も、信用状況の変動の把握に努める
②指定可能な融資の使用用途が学生になじみのないものが多い
一方で、銀行はカードローンだけではなく、「目的別のローン」も準備しています。
- 住宅ローン
- マイカーローン
- 教育ローン
- ブライダルローン
- 事業ローン
- 一時的に大きな出費がある
- 将来返ってくる可能性がある
- 返ってこなくても貸したお金を回収できる(担保)
学生が銀行でお金を借りるならクレジットカードのキャッシング枠

「それじゃあどうすればいいの?」
「今月あと1万円で過ごすしかないの?」
決してそんなことはありません。
お金を借りる方法はローンだけではありません。
学生でも作れるクレジットカードにある「キャッシング枠」を使えば、バイトしてない学生でも借りられます。
ただし、これも結局審査がありますので、誰もが使えるわけではありません。
また、以下の注意点もあります。
- 10万円程度しか付与されない可能性が高い
- キャッシングを使った分ショッピング枠が減る
それでも、全く借りられないよりはマシかもしれません。
ちなみに「ショッピング枠の現金化」は広告でもたまに見かけますが、
カード会社の規約違反です。
絶対に手を出してはいけません。
昔は、どうしてもお金を返せない方の最終手段として、
- 換金性の高い商品をショッピング枠一杯に購入
- それを売りさばく
- まとまったお金が入る
- 他から借りた借金を返済する
- 次月、今までの借金+カードのショッピング分を払わないといけなくなる
- 殆どの場合は払えないので自己破産or債務整理
- カード会社はショッピング枠分ほぼ丸々損失になる可能性大
- カードの利用停止
- 強制退会
- 同じ会社のクレジットカードは発行不可
銀行以外で学生がお金を借りる方法4選!

バイトしてない学生にとって、銀行から借りるにはハードルが高すぎると思います。
でも、貸してくれる相手は銀行だけではありません。
まだ学生である分、将来性があるのです。
その将来性に対して、お金を貸してくれる場合があります。
銀行以外でお金を借りる方法を4つご紹介します。
①超低金利な奨学金を利用する【おすすめ】
一つ目が最もオススメ、奨学金です。
a.メリット
- 低金利(日本学生支援機構の第一種奨学金なら無利子)
- 100万円以上の借り入れも容易
- 総量規制の対象外
- バイトしてない学生でもOK
- 返済時の月々の負担が比較的軽い(参照:日本学生支援機構)
- 使用目的は割と自由
- 返済期間が長期に及ぶ(参照:日本学生支援機構)
- 無利子奨学金は「収入要件」「成績要件」を満たさないと借りられない
- 借り過ぎると卒業後、大きな負担を強いられる
- 高校の平均成績3.5以上 (2021年度入学者の場合)
- 成績を満たさない場合、父母の住民税が非課税
- 300万円借りる
- 金利2%
- 返済期間20年
②審査が通りやすい学生ローンを利用する
二つ目は、比較的簡単に借りられる学生ローンです。
カレッヂなどがあります。
a.メリット
- 奨学金より審査は緩め
- 一部、最短即日融資も可能
- 未成年者でも親の同意書が不要な所もある
- 限度額は大抵50万円程度まで
- 金利が15%前後以上と高い
③即日で借りられる消費者金融を利用する
④両親や友人から借りる
最後に四つ目は、両親や友人からお金を借りる方法です。
a.メリット
- 契約や手続きなくお金を借りられる
- 審査がないのでバイトしてない学生でも借りやすい
- 相手次第では無利子にしてくれる
- 相手次第では大金でも借りられる
- 「お金の切れ目が縁の切れ目」で、返済不能になると信用を失う
- 友人の場合は断られる可能性が高い
- 両親相手でも、利用目的によっては断られる
- 自分に信用がなければ借りられない
- 相手に資産がなければ借りられない
学生がお金を借りる際の注意点

ここまでで借りる方法をご紹介したので、是が非でも借りたい方は
「早速サイトを調べて契約」
などと先走ってしまうところですが、ちょっと待ってください。
借りるのは簡単だからこそ、注意してほしいことが沢山あります。
以下の内容は、絶対に確認してください。
①本人確認証が必要
契約する前の準備として「本人確認書類」が必要です。
日本国内において、本人確認として単独で認められるものは下記の通りです。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード(通知カードはNG!)
- その他顔写真付の身分証
- コンビニで住民票や印鑑証明書が発行できるうえに安い(200円)
- ネットで申し込めば健康保険証としても使える
- 将来確定申告をする際にネット上でスムーズに完結する(e-Tax)
②中学・高校生・未成年の人は法律により借りれないことがほどんど
お金を借りる際に、大きな壁になるのが年齢。
未成年者は、学生ローンや奨学金などの一部例外を除き借りることができません。
2021年現在、18歳以上を成年とみなす法律改正が既に決まっていますが、施行は2022年4月1日。それまでは20歳未満は「未成年者」となります。
未成年者がお金を借りられない理由は、
「法定代理人(親)による契約の取消権」が強力すぎるからです。
仮に未成年者の子が親の同意なしにローンを借りて、親が取消権を行使すると
- 契約がなかったことになる
- 借りたお金の返済義務がなくなる
③利用明細等に関する確認方法を確認しておく
親に内緒でこっそり借りている人が注意しなければいけないのが利用明細。
確認方法は大きく分けて下記の通りです。
- 郵送
- WEB(メール通知)
- 電話
- ATM
- Yahoo!メール
- Gメール
- 借入金額
- 金利(貸付利率)
- 月々の返済額
- 返済日
- ご利用可能額
④返済する目途を立てておく
利用明細をチェックするだけでなく、返済計画も立てていきましょう。
大前提として、契約時に月々の返済額が無理な金額になる場合は借りてはいけません。
無理な金額を借りることは「借金地獄」への入り口です。
「無理な借金、ダメ絶対!」
その大前提はクリアしたとして、下記のように返済計画を立ててください。
a.月々の返済額/返済期日の把握
利用明細でチェックできますので、月々の返済額と返済期日を正確に把握してください。
そもそも、お金の管理がしっかりしている人は生活費のためにお金を借りません。
失礼な言い方になりますが、借りなければいけない状況に陥っているということは、
「あなたはお金の管理ができていない」ということの証明です。
1円単位で把握、返済期日もしっかり確認しましょう。
b.返済期間の把握
こちらも利用明細でチェックできます。何カ月に及ぶのかを正確に把握してください。
その間、返済金額も含めてお金をやりくりしていく必要があります。
この時点で返せるかどうか自信がない方は、お金を借りる以外の手段(後述します)を考える方が現実的でしょう。
c.返済計画を立てる
状況を把握できたうえで、計画です。
計画を立てる上で重要になるのが家計簿。
まず収入に当たる
- バイト
- バイトしてない学生は仕送り
- 家賃
- 光熱費
- 水道費
- 通信費
- 食費
- 日用品支払い費
- 美容費
- 娯楽費
- ローン返済費
- その他
- 少々面倒でもスーパーで食材を買いそろえ、コンビニは使用禁止
- 格安SIMにして、高いスマホも買わない
お金を借りることの責任を重く受け止めてほしいです。
⑤返済ができないとブラックリストに載る
なぜここまで返済を強調してお伝えするのか。
それは、「返済できなかった場合のペナルティ」が甚大だからです。
延滞(返済日に返済できない状態)期間別にペナルティをご紹介します。
絶対に延滞は起こしてはいけません!
a.延滞期間1日~
- 遅延損害金の発生
- 電話や書面で支払いを催促してくる
- バイト先へ電話してくることがある
- 業者によっては訪問で催促されることがある
- 個人信用情報機関(CIC)に異動情報として記載される(=ブラックリスト)※CICはブラックリストという言葉は使わず、あくまで「クレジット情報の異動(延滞など)」とみなします
- 督促状や催告状が届いたり、一括返済を求められることがある
- 一般的な住宅ローンはほぼ組めない(審査に通らない)
- 金融機関(特に銀行)からはお金を借りられなくなる
- クレジットカードが作れなくなる
- 裁判所より差し押さえ予告通知が届く
- 予告通知を数週間ほど無視すると、強制執行で換金性のある財産(給与や預貯金など)は容赦なく没収される
⑥在学中に返す必要はない
学生がお金を借りる際の返済期間ですが、これは学生か否かを問わず
「契約で定められた期間」です。
在学期間と返済期間に関連性は全くありません。
たとえば奨学金は、元から「卒業後に働いて返済し、次借りる学生さんが困らないようにしてね」という趣旨のもと、卒業後の返済を認めています。
他のローンに上記のような趣旨はありませんが、貸す側としては
- 遅滞なく
- 決められた金額を
⑦アルバイトの収入を増やしておけば学生はお金を借りやすい
バイトしてない学生には耳の痛い言葉ですが、貸す側は収入がある方に貸したいと考えるのが自然です。
そのため、たとえアルバイトであっても収入を増やすと審査に通りやすくなります。
すなわちお金を借りやすくなるということです。
ローンの要件にある「安定した収入」は、一見するとアルバイトがあてはまらないように見えますが、実際はアルバイトやパートでも問題ありません。
給与明細などの収入証明書を用意すると、より信用度もあがります。
お金が必要な学生は自分で稼ぐのもひとつの方法

ここまでで、ローンや借入についてお伝えしました。
内容を読んで「よーし今からローン申し込むぞ!」と前向きになった方はほとんどいないでしょう。それくらい借りることの責任は重いのです。
どうしてもお金が必要な学生へ、借りる以外の解決方法を紹介します。
- バイトしてない学生は即日バイトをやってみる
- 今のバイトのシフトを増やす
- 「バイトル」「タウンワーク」で新しいバイトを探す
- メルカリで自宅の不要なものを販売してみる
- ランサーズやクラウドワークスに登録し、フリーランスとしての仕事を探す
- 日雇い派遣に登録してみる
- 文系
- コミュ力低い
- バイトしてない
- 記事のライティング
- ブログ運営
- 物販
- Youtuber
- 動画編集
まとめ:学生が銀行でお金を借りるのは難しい
学生が銀行でお金を借りることについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
本記事では、
- バイトしてない学生が銀行からお金を借りられるか
- 銀行以外の借入れ手段
- 返済が遅れるとどうなるか
- 返済計画の重要性
- お金を借りる以外の手段
を中心にお話しました。
改めて冒頭の疑問にお答えすると、
「バイトしてない学生が銀行からお金を借りることは難しい」となります。
一方で、奨学金は比較的低金利で借りられます。
- 実家からの援助が見込めない
- 一人暮らしが必要
- ある程度の成績はある

