礼金を払いたくない!礼金を払わずに済む2つの方法や体験談を紹介!

礼金を払いたくない!礼金を払わずに済む2つの方法や体験談を紹介!
賃貸物件に引っ越すけれど礼金を払いたくない人も多いのではないでしょうか。この記事では、礼金を払いたくない人に向けて、礼金を払わずに済む2つの方法を解説しています。具体的な手順や、その他の初期費用を抑える方法も解説しているので、ぜひお読みください。
監修者「谷川 昌平」

監修者谷川 昌平ファイナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!

礼金を払いたくない!礼金を払わずに済む方法は?


賃貸物件を借りる際に発生する礼金

敷金と違って返金されないお金なので、できるなら払いたくないですよね。


今回は、礼金をできるだけ払いたくない人へ向けて

礼金をなしにしたり、安くしたりする方法についてご紹介します。


礼金以外の初期費用を抑える方法や、物件探しの注意点についてもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

礼金を払いたくない人が払わずに済む方法は2つ!

礼金を払いたくない人は、どういった方法がとれるのでしょうか?

主に以下2つが挙げられます。

  1. 礼金なしの賃貸物件を探す
  2. 礼金なしにしてもらうための値引き交渉をする
順番に解説していきます。

①礼金なしの賃貸物件を探す


礼金を払いたくない人が取れる行動としては、礼金が0円の物件を探すのが一番手っ取り早い方法です。


ただ、後ほど詳しく解説しますが、礼金なしの物件にはデメリットが含まれる場合もあります。

デメリットはないのか、あったとしても許容範囲なのかをしっかりと確認しましょう。


②礼金なしにしてもらうための値引き交渉をする


気に入った物件があって、どうしても礼金を払いたくないのであれば
礼金が0円にしてもらえないか、交渉してみましょう。

むやみに「礼金なしにしてください」と交渉するのではなく
後述するように「○○という条件で、礼金なしにしてもらえないか」と交渉すると、仲介業者や大家さんとしても応じやすいです。

ご自身が選んだ物件で、礼金を払わなくていいのであれば、とてもお得ですね。

礼金を払いたくない人が礼金なしの賃貸物件を探す方法3選!

礼金を払いたくない人が物件を探す方法は、主に以下3つがあります。

  1. 物件サイトで「礼金なし」のフィルタをかけて検索
  2. 礼金なしの物件を探してもらう
  3. デメリットのある物件を中心に探す
順番に解説していきます。

①賃貸物件検索サイトで「礼金なし」のフィルタをかけて検索する


礼金を払いたくないのであれば

物件の検索サイトで、検索条件に「礼金なし」にチェックをつけたり

「礼金なし」をキーワードで検索したりして探してみましょう。

礼金がかからない物件が表示されます。


この時、自分が他に外せない条件があれば、一緒にフィルタをかけて検索すると

より希望の物件を見つけることができます。


条件を付けすぎると、1件も物件が出てこないことがあるので、妥協できないポイントに絞って探すようにしましょう。

②不動産会社に相談して礼金なしの物件を探してもらう


不動産会社で物件を探す際に、礼金を払いたくない旨を伝えてみましょう。


礼金なし物件を紹介してもらえると同時に、インターネットではなかなか入手できない、空室になっている理由について教えてもらえるかもしれません。


インターネットでは難しい、細やかな情報を不動産会社で聞き出してみましょう。

③駅から遠いなどデメリットのある物件を中心に探す

デメリットのある物件は、当然ですが入居を希望する人が少なく、空き物件となることが多いです。


デメリットをカバーするために、礼金をなしにするという付加価値を付けている場合があります。


デメリットが許容できるのであれば、検討の余地はあるでしょう。

礼金を払いたくない人が礼金の値引き交渉する方法2選!


理想の物件を見つけたけど、できるだけ礼金を払いたくない!

礼金を安くしてもらうためには、具体的にどういう風に交渉すれば良いのでしょうか?


主に以下2つの方法が挙げられます。

  1. 「値引きに応じれば必ず契約します」と言う
  2. 敷金を増して礼金を減らす
それぞれ解説していきます。

①「礼金の値引きに応じれば契約します」と言う


仲介業者や大家さんも、できる限り空室期間はなくしたいもの。

早く契約を決めてもらえるのであれば、仲介業者や大家さんとしても歓迎してくれるでしょう。


「値引きに応じれば必ず契約します」と言うのももちろん有効ですが

可能であれば「早めに入居しますので値引きしてもらえませんか?」と伝えてみましょう。


その分、日割り家賃は発生しますが

礼金の値引きを交渉する際の材料になるという意味では有効です。


総合的に判断して、損しないかを計算したうえで、交渉してみてくださいね。

②敷金を増して礼金を減らせないか提案する


敷金を多く支払っても構わなければ、敷金を多く払う代わりに、礼金を安くしてもらえないか、交渉してみましょう。

礼金は戻ってきませんが、敷金は退去時の修繕費や、家賃を滞納した分以外は戻ってきます。

返金の可能性がある敷金を多く払っておき、返金されない礼金を減額してもらうのは、長い目で見ればお得になる可能性があります。

一時的に多くの出費となってしまうので、予算を見ながら交渉してみてください。

礼金なしの物件、もしくは礼金の値引き交渉をしやすい物件の特徴は?

礼金なしの物件・礼金の値引き交渉をしやすい物件は、主に以下6つです。

  1. 敷金・礼金・家賃が相場より高い
  2. 立地が悪い
  3. 水回りが整っていない
  4. 前の入居者がすぐに退去
  5. 空室の期間が長い
  6. 他の項目で費用がかかる
順番に解説していきます。

①敷金礼金や家賃が相場より高く設定されている


敷金・礼金・家賃が相場より高い場合、値引き交渉が入ってくる前提で、費用が高めに設定されている場合があります。


仲介業者や大家さんとしては、値引き交渉が入らなければ利益が増えます。

値引きを要求されたとしても、その前提での価格設定なので、減額してもらえる可能性が高いというわけです。


相場よりも値段が高いと感じた場合には、値引きしてもらえる可能性は十分にありそうです。

②駅から遠いなど立地が悪い


前述しましたが、立地が悪いといったデメリットを抱えている物件は、その分入居してもらいづらくなっています。


しかし、駅近な物件に比べれば、その分格段に値引き交渉には応じてもらいやすいと言えるでしょう。

そのうえで、先ほどご紹介したように「値引きしてもらえれば契約します」「早めに入居します」と伝えれば、減額してもらえる可能戦は高まります。


駅から遠いのであれば、駅に近い駐輪場を契約して、駅までは自転車で行くといった方法でカバーすることも可能です。


納得のいく料金や方法はないか、探ってみましょう。

③水回りが整っていない


立地の悪さ同様、水回りが整っていないのも敬遠されがちな物件です。


具体的には、ユニットバス・独立洗面台ではない・トイレにウォシュレット機能が付いていない等が挙げられます。


水回りは使用頻度が高い設備であるだけに、安易に妥協するのはお勧めできません。


ですが、その分値引き交渉には応じてもらいやすいと言えるでしょう。

慎重に検討していただきたいポイントではありますが

水回りを重視しない方であれば、良い条件になりうるのではないでしょうか?

④前の入居者がすぐに退去している

入居者がすぐに退去している場合も、礼金の値下げ交渉はしやすいです。


大家さんとしては住民がすぐに退去すると、原状回復費や修繕費、広告費などがかさんでしまいます。


自分の利益である礼金を削っても「空室が埋まって家賃収入が見込めるなら」との考えで

交渉を受け入れてくれる確率は

通常の物件よりも高くなるでしょう。

⑤空室になっている期間が長い


ここまで述べてきたように、空室の期間が長い物件は、入居してもらうために礼金の額を下げてもらいやすいです。

価格交渉を狙うのであれば、それとなく「前の住民はどれくらい住んでいましたか?」と探ってみましょう。

⑥鍵交換費用など他の項目で費用がかかる

礼金以外で費用がかかっている場合も、交渉しやすいポイントと言えます。

鍵交換はしなくても大丈夫な場合がありますが、セキュリティ面で不安が残る方は、削りたくない部分ですよね。

そうした場合は「鍵交換で費用がかかっているようなので、その分礼金を安くしてもらえませんか?」と交渉してみましょう。

設備の費用は、どうしても削りづらい部分があります。
しかし、礼金は謝礼として支払うお金です。
削ろうと思えば削れるお金になるので、交渉の余地があると言えます。

【体験談】礼金なしの物件に住んで後悔した


ここまで礼金を払いたくない人へ向けて、物件の探し方や交渉の仕方をお伝えしました。

ここで「礼金がない物件に住んで後悔した」と言う方の体験談をご紹介します。


上京したばかりで、礼金を払いたくないのはもちろん、家賃の安さも重視して部屋を選んだ方のエピソードです。


その方が住んだ物件には変わった方が多く、入居後にトラブルが絶えなかったそうです。

住み続けるのが苦痛になり、気分的にも荒んできてしまい、結局半年ちょっとで退去したとのことでした。


仲介業者の方曰く、むやみに初期費用を削る人・礼金を払いたくない人は、何か事情があって、できるだけ安く費用を抑えようとするようです。


少しクセのある方も多いとのことで、礼金なしの物件には、似たような人が集まってきてしまいます。

そうすると、物件が荒れだしてしまうこともあるのだとか。


仲介業者としては、空室対策で礼金なしにしたり、家賃を安く設定したりするそうですが

お金をかけないと、こうした弊害が生まれてしまう可能があるという事例でした。


初期費用はできるだけ払いたくない!という思いだけで物件を探すと、他に考慮すべき部分にまで考えが至らなくなってしまうかもしれません。


この体験談を参考に、なるべく広い視野で物件を探すようにしたいですね。

礼金以外に初期費用を抑える方法


礼金以外で、費用を抑える方法を4つご紹介します。

  1. 敷金なしの物件
  2. 仲介手数料の減額交渉
  3. フリーレントの物件
  4. シェアハウス
順番に解説していきます。

①敷金なしの物件を選ぶ

礼金を引いてもらえないのであれば、敷金で調整してみるのも手です。


ただし、敷金は減額すると、退去の際に修繕費が発生した場合、一度にまとまった金額を支払うことになりかねません。


できるのであれば、礼金や、次にご紹介する仲介手数料を引いてもらうことをお勧めします。

②仲介手数料の減額交渉をする


敷金を減額してもらうよりもお勧めの方法です。

理由としては、仲介手数料も礼金同様、返金されることはないためです。


仲介手数料は、原則0.5か月分と決まっています。

0.5か月より高い金額を請求されている場合は、このことを引き合いに出して交渉するのも手です。


ただし「仲介手数料は原則0.5か月分」を無視している仲介業者は、他の項目も上乗せして請求している場合があります。


業者を見直してみたほうが良い場合もあるので、注意してください。

③フリーレントの物件を選ぶ


フリーレント物件を選ぶのも、1つの方法です。


フリーレント物件とは、家賃が一定期間0円になる物件のことです。

期間は物件によりますが、通常0.5~3か月以内であることがほとんどです。


家賃が一定期間0円というのは魅力的ですが、何か裏があるのでしょうか?


フリーレント物件が存在する理由としては、主に空室対策です。

家賃を下げた方が、借り手は見つかりやすいと言えます。


しかし、家賃を下げてしまうと、既に入居している住民から、家賃値下げの要求をされてしまうリスクがあります。


また、似たような物件との差別化を図るための対策として、フリーレント物件にしている場合もあります。


フリーレント物件を絶対条件にしてしまうと、かなり数が限られてしまうため

礼金なしの物件や、他の初期費用が削れなかった場合の、選択肢の1つにしておく程度が良いかもしれません。

④シェアハウスに住む


最近、よく耳にするようになったシェアハウス

実は、一般的な賃貸物件に比べると、初期費用が安く抑えられます。


キッチン・浴室やシャワー・入居者同士が交流するラウンジ等が主に共有スペースとなっています。

共有スペースには、元からある程度の設備が備わっています。


特に、新たに一人暮らしを始める方であれば、購入する家具家電を減らすことが可能です。

引っ越しの際に、家具家電を持っていく必要もないため、引っ越し費用が抑えられるというメリットもあります。


シェアハウスを探せる検索サイトもあるので、初期費用や引っ越し費用をできる限り払いたくない方は、検討してみてはいかがでしょうか?

参考:礼金の相場・平均は家賃の1か月分!

礼金の相場としては、およそ家賃1か月分です。

何度かご紹介していますが、1か月より高い場合は、仲介業者が上乗せしている場合があります。


複数の仲介業者で相見積もりを取って、相場より高い価格で契約しないようにしましょう。

まとめ:礼金を払いたくない人は礼金を払わない!


ここまで礼金を払いたくない人へ向けて

  • 礼金を払わずに済む方法
  • 礼金なしの賃貸物件を探す方法
  • 礼金の値引き交渉する方法
  • 礼金の値引き交渉をしやすい物件の特徴
  • 礼金以外の初期費用を抑える方法
以上の内容をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

礼金なしの物件は、何かしらデメリットを孕んでいる可能性が高いです。
デメリットとメリットを天秤にかけて、判断することが必要になってくると言えます。

また、敷金と礼金はよくセットで登場するため、混同している方も多いかもしれません。
しかし、大きな違いとして、敷金は返金される可能性がありますが、礼金は返金されないという特徴があります。

できるだけ礼金を抑えて、素敵な物件を借りられるお手伝いができれば幸いです。

礼金を含めた他の初期費用で後悔することのないよう、ぜひ賃貸物件に関する他の記事も参考にしてみてください。