生活保護受給者はスマホや携帯電話を持てる?スマホ購入方法も紹介!

生活保護受給者はスマホや携帯電話を持てる?スマホ購入方法も紹介!
生活保護を受けている場合、スマホや携帯電話を持つことは可能なのでしょうか。この記事では、生活保護受給者がスマホを所持できるかどうかについて解説しています。スマホを持つことのメリットや注意点、生活保護受給者におすすめのスマホも紹介していますので、ぜひお読みください。
監修者「谷川 昌平」

監修者谷川 昌平ファイナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!

生活保護受給者はスマホや携帯電話を持てる?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。


皆さんは生活保護には、どんなイメージがありますか?


生活保護は生活が困窮している人を支援する国の制度であり、無償でしばらくの間生活費の援助をしてもらう公的扶助制度です。


低収入時や無職になってしまった場合の手段として、国が援助してくれるのは心強いですよね。


今回この記事ではそんな生活保護に関する

  • 生活保護を受給していてもスマホは持てる?
  • 生活保護受給者がスマホをもつときの注意点とは?
  • スマートフォンを持つ手順を解説
  • 贅沢品で持てるものはなに?
について解説していきます。

低収入だけどスマートフォンをもっておきたい!どうやったら安くスマートフォンを使えるの?そんな疑問をお持ちの方の手助けになれれば幸いです。

是非最後までご覧ください。

生活保護受給者はスマホを持てる!



まず、どのような方が生活保護を受けることができるのでしょう。


生活保護は、日本に永住権があり、生活に困窮する人であればだれでも申請する権利があります。


基本的に生活費の最低基準を下回る収入の人であれば、だれでも生活保護を受けることができます。


最低基準は住んでいる土地により変わってくるので、興味のある方は調べてみましょう。


また、自分が生活保護の受給条件に当てはまっているのかわからない場合は、生活保護の申請方法についての記事を参考にしてみましょう。


生活保護で受給できる金額は、

  • 単身者は1ヶ月あたり10~13万円
  • 夫婦2人は15~18万円
  • 母子家庭は母子加算により平均19万円
  • 子供がいる4人家族は30万円近く受給できるケースもある
となっています。


では生活保護の受給者はスマートフォンを持てるのでしょうか。


結論から言うと、スマートフォンは持つことができます。


先ほど解説した、最低限度の生活の中には少しだけ制限があるのをご存じですか?


その制限とは

  1. 収入申告書の提出
  2. 訪問調査を受ける
  3. 原則、自動車やバイクには乗れない
の3点ほどです。

スマートフォンに関しては特に記述はないため、持てるということになります。

そもそも、スマートフォンや携帯電話などの連絡手段がないと、生活保護を脱するための仕事にも支障をきたしますよね。

では、生活保護受給者がスマートフォンを持つメリットを以下に解説していきます。

生活保護受給者がスマホを持つメリットを紹介!

生活保護受給者に限らず、今では持っていないと就職すら困難なケースもあるスマートフォンですが、低所得だからと言ってスマホを持たないのはいい策だとは言えません。


職場との連絡のやり取りや、わからないことを調べるツールにもなりますし、友人や家族との豊かな生活にもやはりスマホは必須アイテムとなります。


山にこもって仙人になるのであれば止めませんが、普通に生活する分には、連絡手段がないと相手も困ってしまいます。


それでは、スマホを持つメリットを3つほど詳しく解説していきます。

①ケースワーカーと連絡が取りやすい



まずは、生活に困窮している方には重要な項目です。


ケースワーカーとの連絡手段としてスマホを持っておくほうがいいでしょう。


ケースワーカーとは身体上や精神上など、日常生活を送るうえで様々な困りごとを抱える地域住民の「相談援助業務」に就く人のことを言います。


身体的にも精神的にも何かあったときにケースワーカーに相談出来たり、悩みを聞いてもらったりするときに、スマホはやはり便利といえます。


身体や心を支えてくれるので、仕事への復帰も早まります。


また、ケースワーカー側からしても、スマホで連絡を取ることにより、訪問調査も楽になるので、スマホはむしろ持っておくべきだと思います。

②スマホや携帯電話は就職活動に必要



続いては、スマホや携帯電話は就職活動に必須ということです。


皆さんは、アルバイトに応募するときにどうやって応募しますか?


ほとんどの人は、飲食店やアルバイトをしたいところに電話をかけるか、ネットを通じて応募すると思います。


面接の日程をスマホで決めて、面接で即採用でなければ、先方からの連絡にもスマホが必要です。


このように、就職するときには、少なからずスマホが必要になることが多いので、持っておくことをおすすめします。

③スマホを持っていないと生活水準が圧倒的に下がる



今では生活にスマホが浸透し、誰でも情報にアクセスすることができるようになりました。


スマホがないと、友人や家族との連絡もできませんし、世の中の情報やニュースを知ることも容易ではなくなってしまいます。


生活保護を受けているからといって、すべての娯楽をなくしてしまっては、生きていく活力も奪われてしまいます。


人生を豊かにしていくために、やはりスマホは必要不可欠です。

生活保護受給者がスマホを持つ際の注意点は?

ここまで、スマホを持つべきだと解説してきました。


では、生活保護受給者がスマホを持つ際に気を付けるべきことは何でしょうか。


スマホを持つときの注意点を理解しておくことで、さらに悩みが増えることを阻止できるので、以下の解説は必見です。


それでは3つほど解説していきます。

①携帯電話の料金は支給されない



まず、一番大きく大事な注意点です。


スマホを持つからという理由での追加の生活保護費はもらえないという点です。


原則、スマホを使う際の通信費は、支給される生活保護費から支払うことになっているので、大手3キャリアのdocomo、au、ソフトバンクの契約よりは、格安SIMを駆使したほうがいいと思います。


大手3キャリアも格安プランを最近出しましたが、それよりさらに安いので、楽天モバイルやワイモバイルなどを契約したほうがベターですね。

②スマホ2台持ちは推奨されない

続いてはスマホの2台持ちはあまりおすすめができません。


単身の場合を例にあげますが、生きていくうえで必要になってくるお金は

  • 家賃
  • 水光熱費
  • 食費
  • 保険
  • 交際費
  • 通信費
  • その他もろもろ
と、割と出費もします。

格安SIMでも2000~3000円を2倍支払って、スマホを2台持つのは得策とは言えません。

しかし、どの支出をどれくらいにするかは個人の価値観によるものなので、推奨はしませんが、持ちたいのであれば、どの支出を抑えるのかを決めてから持つようにしましょう。

③無視してwifi契約をする必要はない

最後は、無理にWi-Fi契約をしなくてもよいという話です。


もちろんWi-Fiがないと仕事が出来なかったり、通信費を抑えるためにWi-Fi契約するのはいいと思います。


しかし、本当に必要なのかは一度、胸に手を当てて考えてみましょう。


近年では、Wi-Fi環境が整ったお店も充実してきました。


行きつけのカフェにWi-Fiがあるなら、そこで仕事を軽くやるなど、公の通信回線を使用するのもいいと思います。

生活保護受給者がスマホを購入するおすすめの方法を紹介!


それでは、生活保護受給者に限らず、実際にスマホを購入する際におすすめの方法を解説していきます。


スマホは直接店舗で購入すると少し高く感じますよね?


新しいスマホが使いたい人や、どのスマホがいいのかわからないけど調べるのが嫌だという人は店舗で買ったほうがいいとは思いますが、たいていの人は中古でもよかったり、スマホなら何でもいいと思っているでしょう。


中古のスマホでもよくて、できる限り通信費を抑えたい人には以下の方法がおすすめです。


では、おすすめの方法を見ていきましょう。

ステップ①Amazonやメルカリ等で中古のスマホ本体を買う

まずは、本体を買うことから始めます。


Amazonメルカリには中古のスマホが販売されています。


最新機種でない限りは、だいぶ安くスマホを手に入れられるので、おすすめです。


スマホをネットで買う際に注意するのは、大手3キャリアの制限付きではなく、SIMフリーのスマホを買うことです。


次に解説する、格安SIMにも関わってくるので、チェックしてから購入しましょう。

ステップ②格安SIMを契約する

続いては、格安SIMを契約しましょう。


格安SIMとは、docomo、au、ソフトバンクの3キャリアから出ているプランではなく、ワイモバイルやUQモバイルなどのサービスを利用したプランです。


回線は大手3キャリアの回線なので、速度が遅いなどはあまりないです。


以下に代表的な格安SIMのプランをまとめます。

格安SIM会社最安月額
Y!mobile
(ワイモバイル)
2,178円
(上限3GB)
UQモバイル1,628円
(上限3GB)
mineo
(マイネオ)
880円
(上限1GB)

となっています。


上限のデータ通信料(ギガ)は他にもあるので、それぞれのサイトで比較し、あなたの最適なプランで契約しましょう。

ステップ③できるだけ公共のwifiを利用する

通信費を抑えるには、上記の格安SIM会社の最安プランを利用するのが最適でしょう。


街中には無料のWi-Fiがあるところが結構あります。


スターバックスやマクドナルド、3大コンビニにもフリーWi-Fiがあるので、自宅から近かったり、よく行くお店のWi-Fiをチェックしておくことで、最安プランでもデータ通信量は足りるかもしれないので、覚えておきましょう。

【おすすめ】楽天モバイルなら条件付きで携帯料金が0円!

特にお勧めしたいのは、格安SIMとは少し違いますが、ネット通販で知られている楽天が運営している楽天モバイルです。


以前までは上記の格安SIM同様、大手3キャリアの回線を使用し、通信を行っていましたが、現在は第4のキャリアとして、発展してきています。


楽天モバイルの最大の魅力は、使った分だけ支払う最適なワンプランで、シンプルでわかりやすいことです。


  • 1GBまでの利用で1回線のみ月額無料
  • 3GBまでの利用で980円
  • 20GBまでの利用で1,980円
  • 20GB以降は2,980円
となっているので圧倒的にコストパフォーマンスがいいので、おすすめです。

デメリットは楽天の回線がまだ発展途上であることですが、これから拡大してことや、都心部では安定してきたことなどを踏まえて、楽天モバイルを選ぶ選択肢も覚えておきましょう。

生活保護受給者が持てるその他の贅沢品


さて、ここまではスマホを持つということに対することに焦点を当てて解説してきましたが、他にも贅沢品は所持できるのでしょうか。


結論から言うと、ほどんどのものは所持することが可能です。


今回は

  • クレジットカード
  • パソコン
  • エアコン
  • ペット
  • 車やバイク
を持てる理由を解説していきます。

①クレジットカードを持つことができる

生活保護を受給している方に限らず、ネットやプロバイダの支払いにはクレジットカードは便利ですよね。


完全に無職でない場合であれば、審査が通る可能性のあるクレジットカードもあります。


しかし、市役所側が所持していいと言っているからといって、審査に通るとは限りません。


そこで、便利なのがデビットカードです。


銀行口座に入っているお金を上限とするので、審査も必要ないので生活保護受給者の方にはおすすめです。

②パソコンは所有できる

パソコンも所持することはできます。


元から所持していたり、先ほど紹介したAmazonやメルカリなどで安く購入したりするのであれば、所持しておいたほうが就職に使えたり、コミュニケーションツールにもなるので、持っておいて損はないでしょう。


しかし、購入費は自分で払わないといけませんので、注意が必要です。

③エアコンは設置できる

暑い夏に活躍するエアコンも、もちろん所持可能です。


2018年に厚生労働省が行った施策として生活保護受給者の方に向けて、クーラーの購入費(上限5万円)を支給することが決まりました。


生活保護を2018年4月以降に受給開始し、世帯内に熱中症対策が必要な人(高齢者や小児など)がいれば誰でも援助を受けられます。

④ペットを飼うことはできる

ペットも飼うことを禁じられてはいません。


生活保護費の中で飼育費をまかなうことができれば何の問題もありません。


しかし、苦しくなって捨ててしまう可能性が少しでもあれば、飼うことは推奨できません。


ペットを飼うには責任が伴うことを覚えておきましょう。

⑤車やバイクもケースワーカーが認めれば所有できる

基本的に所持が認められない車やバイクですが、ケースワーカーが認めたときに限り、所持することができます。


そもそも、なぜ車やバイクが原則所持できないのかというと、車やバイクは資産であり、資産を持っている場合は、生活保護を受けられないからです。


車やバイクを売れば、生活費に回るお金が増えるよね。ということです。


しかし、明らかに車やバイクがないと通勤や通学、通院できない場合や、半年以内に生活保護から脱却できる見込みがある場合は、車やバイクの所持を認められるケースもあります。

まとめ:生活保護を受けていてもスマホを持つことができる!

この記事では、生活保護受給者でもスマホを持つことは可能という解説をしてきましたがいかがでしたでしょうか。


皆さんの生活に必要不可欠なスマホは、生活保護を受給していても必要になってくるものです。


今回のこの記事のポイントは

  • 生活保護を受給していてもスマホは持てる
  • 生活保護受給者でも生活保護費から通信料は支払わないといけない
  • スマホは安く購入し、格安SIMを利用しよう
  • クレジットカード、パソコン、エアコンなどは、特に禁止されてはいない
  • 車やバイクも特例であれば所持できる可能性がある
でした。

生活保護受給者でも、胸を張って生きていけるように、この記事を参考にしていただければ幸いです。

また、保険ROOMでは、他にも読んでおきたい記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。