この記事の目次
- ニートが生活保護を受給するための条件や方法とは?ニートは生活保護をもらえない?
- ニートが生活保護を受給する条件を解説!
- ➀最低生活費よりも世帯年収が低い
- ②病気やケガ等の事情があって働けない
- ③肉体的・精神的に障害がある
- ④貯金等の財産がない
- ⑤親や兄弟などの家族から経済的支援がない
- ニートが生活保護の受給を断られるケースを解説
- ➀10万円以上の貯蓄や売却できる財産がある
- ②他の公的制度を利用できる
- ③借金を抱えている
- ④家族や親族から援助を受けられる
- ニートが生活保護受給中に需給を停止されるケース
- ➀虚偽の申告がばれた
- ②バイトやパートなどで最低生活費を上回る収入を得た
- ③ケースワーカーの指示を無視した
- ニートが生活保護を受給する受給額は最低生活費が目安
- ニートが生活保護を受給するための4ステップを解説!
- ➀役所の生活保護担当窓口に行く
- ②ケースワーカーが家庭訪問に来る
- ③生活保護受給のための審査を受ける
- ④審査結果が電話か郵送で知らされる
- 参考:ニートが社会復帰するための方法を解説!
- ➀バイトを始める
- ②在宅ワークを始める
- ③就職する
- ニートが生活保護を受給する方法まとめ
ニートが生活保護を受給するための条件や方法とは?ニートは生活保護をもらえない?
こんにちは、マネーキャリア編集部です。
皆さんは、ニートでも生活保護を受けることができることをご存じですか?
生活保護は生活費が足りなくて困窮している世帯に向けて、厚生労働省が各市区町村に委託している制度です。
働きたくないけどお金はほしい。そう考えたことは誰にでもあると思います。
今回のこの記事では
- ニートでも生活保護が受けられるって本当?条件とは?
- 生活保護を断られる理由と受給を止められるケースとは?
- 生活保護でもらえる金額と申請方法とは?
- 社会復帰したいけどどうしたらいい?
ニートが生活保護を受給する条件を解説!

ニートでも生活保護は受給できますが、いくつかの条件があります。
ただ働きたくないというだけでは、生活保護を受けることができません。
生活保護は「最低限の生活費を保証する」となっており、最低限の生活費の基準は
生活扶助+住宅扶助=最低限の生活費
と決められています。各市区町村で決められている最低限の生活費より収入が低ければ、生活保護を受給することが可能になります。
ニートであれば、収入がないと思うので、生活保護を受けられそうですよね。
しかし、これから解説する条件に当てはまらないと、生活保護の受給は厳しいです。
では、詳しく解説していきましょう。
➀最低生活費よりも世帯年収が低い
先ほども解説したとおり、最低生活費よりも世帯年収が低いという条件です。
ここで重要になってくるのが、世帯年収です。
例えば、、両親と子供1人の世帯があるとします。
両親はバリバリに働いていて、収入が高いとします。
収入の高い両親の子供がニートになり、生活保護を受けたいとします。
しかし、世帯年収を見ると、例え子供の収入が0円でも、両親の収入だけで最低限の生活費を超えていると、生活保護を受給できません。
自分の収入だけが生活保護を受ける際の判断基準にならないというわけです。
一緒の家に住んでいることで、両親に扶養してもらえる場合は生活保護は受給できないことを覚えておきましょう。
②病気やケガ等の事情があって働けない

続いては、ニートになりたい人にはあまり関係ないですが、病気や不慮の事故でのケガ等で、やむを得ず働けなくなった場合です。
病気やケガは、いつどのタイミングでなってしまうかわからないです。
そんな時に頼れる制度なのが生活保護です。
生活保護を覚えておくことで、悩みやストレスが少しでも軽減されると思うので、のちに解説する申請方法もあわせて読んでおきましょう。
③肉体的・精神的に障害がある

続いては、こちらもあまりニートとは関係ありませんが、身体や精神に障がいのある方は生活保護を受給できます。
つらいことや苦しいことが多い世の中なので、うつ病も最近ではよく聞く言葉となりました。
うつ病がきっかけで、自分を追い込んでしまい、自殺してしまう。そんなニュースも後を絶ちません。
もちろん、精神的に追い込まれる理由は人それぞれなので、お金が理由ではない人もいることでしょう。
しかし、お金がないという理由で精神病になってしまった場合は生活保護は有効な手段だと思います。
お金がないことで悩んでいるのであれば、のちに解説する申請方法も読んでおきましょう。
お金以外で悩んでいる方は、厚生労働省の電話サービスで悩みを聞いてもらうことをおすすめします。
④貯金等の財産がない

次は、貯金または、お金に換えられる資産を所持していないことが条件です。
ここでいう資産とは、
- 使用していない土地
- 別荘
- 貴金属類、ブランド物
- 2台目以降のスマホ、パソコン
- クレジットカード
- 貯蓄型生命保険
- 株
- 車やバイク
⑤親や兄弟などの家族から経済的支援がない
最後に、家族や親せきから経済的支援がないことが条件となっています。
先ほど解説した通り、両親や兄弟姉妹からの支援を受けられる可能性のある人は生活保護を受けることができません。
生活保護を受給するときに行われる調査では、三親等までの親族に連絡をされ、支援を受けられる可能性のある人は受給審査に落とされます。
しかし、DVや虐待により、連絡をしてほしくない場合は、対処してもらえる方法もあるので、社会福祉事務所に相談しましょう。
ニートが生活保護の受給を断られるケースを解説

では、上記の条件をクリアし、生活保護の申請をしても、受給を断られた。というケースについて解説していきます。
ニートであることは人それぞれの選択の自由だと思うので、悪いことではないと思いますが、生活保護を受けるには厳しい道のりがあります。
では、断られるケースを詳しく見ていきましょう。
➀10万円以上の貯蓄や売却できる財産がある
上記の記事でも解説しましたが、10万円以上の貯金や売却できる資産があると生活保護は断られます。
そもそもの生活保護の目的を考えると当然といえますね。
②他の公的制度を利用できる
生活保護以外の選択肢がある場合は、そちらを勧められることもあります。
生活保護は最終手段として残されるものですので、他の公的制度が利用できるのであればそうしましょう。
例えば
- 「失業保険」
- 「住宅確保給付金」
- 「傷病手当金」
- 「生活困窮者自立支援制度」
- 「生活福祉資金制度」
③借金を抱えている
続いては、借金がある人は断られるケースがあります。
厳密にいうと、借金があっても生活保護の受給はできますが、生活保護を受給する前に借金の整理をすることが最優先です。
生活保護でもらうお金を、借金の返済に充てていることが発覚すると不正受給となり、社会福祉事務所から指導を受けることにもなりかねません。
弁護士に相談して、債務整理や自己破産などの手段を取りましょう。
④家族や親族から援助を受けられる
最後に、家族や親族に援助してもらえる場合は生活保護を断られます。
この家族や親族に当たるのは三親等以内の人なので
- 配偶者とその両親、祖父母など
- 両親、祖父母、曾祖父母
- 叔父、叔母とその配偶者
- 兄弟姉妹とその配偶者
- 配偶者の兄弟姉妹(その配偶者は含まれない)
- 子、孫、ひ孫とその配偶者
ニートが生活保護受給中に需給を停止されるケース

では、生活保護を受けられたとして、ニートが生活保護を止められるのはどのようなケースでしょうか。
生活保護に頼ってばかりいると、急に生活保護を止められたとき生活できなくなります。
しっかりと確認しておきましょう。
➀虚偽の申告がばれた
最初の解説は、虚偽の申告がばれたときです。
生活保護を受給するには、収入の報告が義務付けられています。
生活保護の受給額は最低限の生活費から、年金や給料などの収入を差し引いた額を受給することになります。
ということは、虚偽の申告や収入を減らして申告した場合は生活保護を不正受給していると認識され、受給を止められます。
②バイトやパートなどで最低生活費を上回る収入を得た
続いては、自分の力でお金を稼げるようになった場合です。
ニートになりたい人にはあまり関係ありませんが、少しずつでも自分の力で稼げるようになれば、生活保護は受給しなくても生きていくことができますよね。
最低限の生活費より多く稼ぐことで、多少は生活も楽になり、心にも余裕ができるので、おすすめの生活保護脱却法だと思います。
③ケースワーカーの指示を無視した
生活保護期間中はケースワーカーによる指導が行われます。
ケースワーカーとは、生活保護受給者が生活保護を脱却する援助を行う人です。
そんなケースワーカーの指示を無視してしまうと、生活保護は止められてしまいます。
おかしなことを言ってくることはないと思うので、しっかりと指示に従うことが重要です。
ニートが生活保護を受給する受給額は最低生活費が目安

さて、ニートが生活保護を受給できるのは最低限の生活費までとなっているのは上記の解説のとおりですが、具体的にはいくらぐらい受給ができるのでしょうか。
まず、生活保護の受給額の上限は生活扶助と住宅扶助の合計であるとの解説も上記にありました。
生活保護の受給額の上限は、各市区町村により上下するので、どこに住んでいるのかによって異なってきます。
東京23区の場合は
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 生活扶助 | 76,310円 |
| 住宅扶助 | 53,700円 |
| 合計金額 | 130,010円 |
となっています。
13万円あれば東京23区で最低限の生活はできるということになりますね。
東京23区は最も生活費がかかる場所になるので、他の地区では基本的には13万円以下の受給が上限となっていると思っておきましょう。
ニートが生活保護を受給するための4ステップを解説!

では、ニートに限らず生活保護を受給したい。そんな時に申請をする方法を解説します。
ステップは割と簡潔になっているので、覚えておくといいでしょう。
➀役所の生活保護担当窓口に行く
まずは、住んでいる地区の福祉事務所に行きましょう。
市役所の生活保護担当窓口でも受け付けてもらえることがあります。
福祉事務所では、生活保護の担当部署があるので、そこで申請できます。
とくに必要書類などはないので、そのまま行きましょう。
②ケースワーカーが家庭訪問に来る
申請後は、ケースワーカーが訪問するのを待ちましょう。
訪問する理由は訪問調査を行い、申請者の生活の実態を調べるためです。
訪問調査の項目は
- 資産や貯金の現状把握
- 扶養義務者の援助の可否
- 年金、給料の現状把握
- 働く意思があるかの確認
などを調査します。
③生活保護受給のための審査を受ける
調査が終わったら、上記の項目を参考に審査が始まります。
審査は待つしかないです。
④審査結果が電話か郵送で知らされる
審査がおわったら、郵送にて結果が届きます。
審査は申請を行ってから原則2週間程度で終わります。
審査に通れば生活保護のスタートになります。
また、マネーキャリアでは、生活保護を申請するときの裏ワザについての記事もありますのであわせてご覧ください。
参考:ニートが社会復帰するための方法を解説!

さて、ここまではニートが生活保護を受けることについて解説してきました。
しかし、ニートになって生活保護を受給すれば、悩みが解決されるとは限りません。
ニートが社会復帰をしたいと思った時に参考にしていただけるような話を最後に解説していきます。
余計なお世話かもしれませんが、最後まで読んでみてください。
➀バイトを始める
まずは、バイトを始めましょう。
現在ではコロナウイルスの影響により、様々な生活が激変してきました。
イベントスタッフや飲食店などを中心に仕事も激減してきています。
しかし、少し街を歩くと、コンビニやスーパー、ネットを探せば工場や近年はやりのUberEatsなど、様々なアルバイトがあります。
バイトをすることのメリットは、お金だけでなく一緒に働く仲間が出来たり、いろんな体験ができることにあると思います。
アルバイトをしろとまでは言いませんが、将来の役に立つ経験になるので、アルバイトをしてみるのもいいと思います。
②在宅ワークを始める
次は、在宅ワークをすることもおすすめです。
上記のアルバイトとはちょっと違い、自宅の中で完結できる在宅ワークは、近年では珍しくなくなってきました。
在宅ワークはわりと好きなことを仕事にできるのがメリットで、一例をあげると
| 在宅ワークの種類 | 内容 |
|---|---|
| 物販 | 売れそうなものを Amazonやメルカリで 仕入れて販売する |
| ハンドメイド | 裁縫をしたり、 絵本を手作りして フリマアプリで売る |
| YouTuber | ゲーム実況や 自分の知識を動画にし、 視聴者に披露する |
| SNSの インフルエンサー | Twitterやインスタグラムなど 様々なプラットホームで フォロワーを増やして 広告費を稼ぐ |
などがあります。
ほんの一例なので、自分に合った在宅ワークがきっとあるはずなので、探してみましょう。
やってみてダメなら次と行けるので、挑戦してみたほうがいいと思います。
③就職する
最後は、就職する選択肢も忘れてはいけません。
もちろんニートを選んだ理由には様々な要因があると思いますので、いきなり就職というのは少しリスクもあると思います。
辞めづらかったり、入った会社の上司が最悪でうつになってしまっては、社会復帰したとは言えないですからね。
あなたが、もし就職したいというのであれば、仕事は色々ありますので、就職支援サービスなどを利用し、就職してみては。
ニートが生活保護を受給する方法まとめ
今回はニートでも生活保護を受けることができるのかについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
ニートという選択肢もありますが、豊かな生活を送るのであれば働いたほうがいいとは思います。
今回のこの記事のポイントは
- ニートでも生活保護が受けられるが、条件は厳しい
- 生活保護は不正受給できない
- 生活保護の申請は社会福祉事務所にいこう
- アルバイト、在宅ワーク、就職で社会復帰を目指そう

