この記事の目次
- 楽しく継続できる小銭貯金の方法は?ルール設定はどうすればいい?
- 無理なく継続できる楽しい小銭貯金の方法3選!【小銭貯金が大好きになる】
- ➀365日貯金(ぬりえ貯金)
- ②500円玉貯金
- ③つもり貯金
- 小銭貯金を楽しく継続するコツはルール設定にあった!FPがルール設定の方法を解説!
- ➀無理のない目標を立てよう
- ②目標達成した後にやりたいことを決めて楽しみを作ろう
- ③両替や入金方法はあらかじめ決めておこう
- ④毎週ある曜日に財布に入ってる小銭は貯金箱に移そう
- 小銭貯金のメリットをFPが解説!
- ➀手軽に始められる
- ②努力が目に見えるので楽しい
- ③少ない金額から貯められる
- 小銭貯金のデメリットとは?
- ➀小銭を数える手間がかかる
- ②両替・入金の手数料が必要となる場合がある
- 小銭貯金の体験談を紹介!【成功要因・失敗要因をFPが語る】
- 参考:小銭貯金を楽しく続けるには貯金箱選びも重要!FPがおすすめの貯金箱を紹介
- ➀空き缶タイプ
- ②インテリアタイプ
- ③面白いタイプ
- ④ カレンダータイプ
- ⑤鍵付きタイプ
- ⑥動物タイプ
- 参考:小銭貯金を楽しく継続するうえでおすすめのアプリをFPが厳選
- ➀家計簿Zaim
- ②ウォレットプラス
- まとめ:小銭貯金は楽しく継続できる
楽しく継続できる小銭貯金の方法は?ルール設定はどうすればいい?
こんにちは、マネーキャリア編集部・ファイナンシャルプランナーの品川です。
先日お客さまからこんな話がありました。
なかなか貯金が習慣化できず、悩んでいませんか?近年では老後2000万円問題や、人口減少による経済規模縮小、コロナウイルスの影響による失業率増加等、将来に不安を感じるニュースが多くなってきていますよね。
「将来の為にコツコツ貯金をしていきたい。」
実際、SMBCコンシューマーファイナンスの”20 代の金銭感覚についての意識調査 2021”では、「現在の貯蓄状況に不安を感じている」と20 代の 57.7%が答えています。
小銭貯金は誰でも簡単に始められる貯金方法ですが、継続して貯め続けることはハードルが高く、挫折した経験がある方も多いと思います。
今回は20代FPの私が、楽しく継続できる小銭貯金の方法について解説していきます。
この記事では、
- 小銭貯金のルール設定3選
- 小銭貯金のメリットとデメリット
- 小銭貯金を始める前に知っておくべき注意点
みなさんの資産形成のお手伝いになれば幸いです。
無理なく継続できる楽しい小銭貯金の方法3選!【小銭貯金が大好きになる】

貯金の方法はいろいろなものがありますが、今回は「小銭貯金」についてご紹介します。
小銭貯金の特徴は、財布に入っている小銭を利用した貯金方法です。あなたの財布に入っている小銭で貯金をするので、今すぐにでも始められることが特徴です。
自宅に眠っている貯金箱はありませんか?もしあればその貯金箱を使って、無い方は後述する貯金箱の選び方をご覧いただいて、楽しい小銭貯金を始めていきましょう。
継続して貯金をするためには、「楽しい」と思えることが大切です。
楽しい小銭貯金の方法3選は以下の通り。
- 365日貯金
- 500円玉貯金
- つもり貯金
➀365日貯金(ぬりえ貯金)

「365日貯金」の特徴は、ゲーム感覚で続けられることです。
聞いたことがない方もいると思いますが、ルールは簡単です!
まずは、1から365までの数字が書いてある「365日貯金シート」を準備します。
この365日貯金シートは、販売されているものでも良いですし、インターネットで検索すると無料でダウンロードできるものもあります。
ご自分でエクセルで作ってみるのも良いと思います。
365日貯金シートは、 1から365までの数字が書いてあるシートです。
1円を貯金箱に入れたら、シートの「1」を塗りつぶし、これを毎日続けてすべての数字を塗りつぶしていくという簡単なルールです。
毎日1円から365円の貯金なので、最高額でも365円の貯金となります。このような負担にならない額の貯金を継続することで、まとまったお金を貯めることができるのです。
ここまでの説明で、1日当り少しの貯金だとあまり貯まらないのでは?と思われる方もいるでしょう。
以外にも365日貯金では、1年間で6万6795円を貯めことができるのです。
継続すれば、2年で13万3590円、3年で20万385円と大きな額になります。
②500円玉貯金
500円玉貯金は、定期的に500円玉を貯金箱に貯金していく貯金方法です。
とてもシンプルであり、自分で決めたルールで始めることが出来るので、貯金に苦手意識のある方でも続けやすいのではないでしょうか。
500円玉貯金では、毎日500円玉を準備する方が大変ですから、毎日500円玉を貯金箱に入れていくというやり方では上手くいきません。
貯金が苦手な方が継続して貯金していくためには、ある程度ゆとりのあるルールを作る必要があります。
例えば、ルールを「毎週土曜日に財布の中にある500円玉を貯金箱に入れる」とすれば、貯金する金額を決めていないので簡単に継続できますよね。
たくさん貯金したい人は、「毎日家に帰って財布の中にある500円玉を貯金箱に入れる」という風にマイルールを決めれば良いのです。
500円玉貯金で貯められる金額の目安は以下の通りです。
| 週に500円玉1枚 | 週に500円玉3枚 | |
|---|---|---|
| 1年間 | 24,000円 | 72,000円 |
| 5年間 | 120,000円 | 360,000円 |
あくまで目安ですが、継続して貯金できれば少しずつの努力でも貯金することが出来ますね。
③つもり貯金

つもり貯金の特徴は、節約の努力が目に見えることです。
つもり貯金は、買い物の際に買わなかったものを「買ったつもり」で貯金に回す貯金方法です。
買いたいものを我慢するだけでなく、定価ではなく20%オフの時に買ったり、欲しいものからグレードを落としたりした際の差額を貯金するのも良いと思います。
ついつい買ってしまうジュースや、ウーバーイーツなどでご飯を済ませるなど、日頃の生活の中にも我慢できることはたくさんあります。
まずは、お金を使う前に「無駄遣いじゃないかな?」と一度立ち止まって考えるクセをつけましょう。そこで我慢出来たら、その金額を貯金箱に入れる様にするのです。
つもり貯金の例を挙げると、
- コンビニでお菓子を買うことを我慢⇒200円貯金
- 公共交通機関を使わずに歩いて帰る⇒200円貯金
- 欲しい洋服がセールで1,000円安く変えた⇒1,000円貯金
いかがでしょうか?
お菓子を我慢したり、公共交通機関を我慢したりすると健康にも良いですし、この結果節約にもなります。
節約の努力が貯金額という結果として見えてくるので、自分の趣味のように楽しいと思えるのではないでしょうか。
小銭貯金を楽しく継続するコツはルール設定にあった!FPがルール設定の方法を解説!
➀無理のない目標を立てよう

小銭貯金を継続していくためには、実現可能な無理のない目標を立てましょう。
小さな目標でも、達成することで達成感を得られますし、成功体験を積み重ねていく事で自信も生まれてきます。そうすることで、小銭貯金が楽しいと思えるようになるのです。
具体的な目標の立て方ですが、「毎日○○円貯金する」という目標が難しければ、「1週間に○○円貯金する」という目標にしたり、「毎週土曜日に小銭貯金をする」という目標にして、自分が続けられるマイルールを作りましょう。
②目標達成した後にやりたいことを決めて楽しみを作ろう
小銭貯金で目標を達成したら、頑張った自分にご褒美をあげましょう。
ご褒美は何でも良いですが、貯金した金額以下のものが良いですね。
例えば、『5万円貯金できたらその内の3万円使って旅行に行く。』であったり、『1万円貯金できたら焼肉を食べに行く。』など、目標を達成した後の楽しみをつくることで、やる気が生まれます。
③両替や入金方法はあらかじめ決めておこう
- 硬貨の両替・入金に手数料がかかるか
- 何枚から手数料が発生するか
- ATMで入金可能か
| 取扱い枚数 | 入金手数料 |
|---|---|
| 100枚まで | 無料 |
| 101枚~500枚 | 550円 |
| 501枚~1000枚 | 1100円 |
| 1000枚以上 | 1650円 |
| 取扱い枚数 | 両替手数料 |
|---|---|
| 1枚~10枚 | 口座保有者は無料・口座無保有者は550円 |
| 11枚~500枚 | 550円 |
| 501枚以上 | (500枚ごと)550円を加算 |
④毎週ある曜日に財布に入ってる小銭は貯金箱に移そう

私はもともと貯金が苦手なので、『毎日○○円貯金する』という目標ではなく、『毎週土曜日に財布の中の小銭を貯金箱に移す』というマイルールで小銭貯金をしています。
小銭が多いと財布が嵩張るので、こうすることで財布の整理も出来て一石二鳥になりますよね。
小銭貯金のメリットをFPが解説!

小銭貯金のメリットとしては、
- 手軽に始められる
- 努力が目に見えるので楽しい
- 少ない金額から貯められる
➀手軽に始められる
一つ目は『手軽に始められる』ことです。
銀行でお金の出し入れをしたり、積立の契約をしたりする必要もなく、自宅で小銭を貯めていくだけですので手軽に貯金することが出来ます。
手軽に始められるので、今日本記事を読まれた後、小銭を貯金箱に入れれば小銭貯金をスタートすることができます。
②努力が目に見えるので楽しい

二つ目は『努力が目に見えるので楽しい』ことです。
小銭貯金は銀行の預金や投資と違って家の中の貯金箱で貯めていく事ができます。
貯金箱で貯めていると、重さも手に取って感じることが出来ますし、中身を出してどのくらい貯まっているか見ることもできます。
貯まっていることが実感できるので、貯金が楽しいと思えるのです。
③少ない金額から貯められる
三つめは『少ない金額から貯められる』ことです。
1000円や10000円の貯金は生活費のやりくりの関係から、少しハードルが高いように感じられます。
小銭貯金であれば、1円から貯めていくことができるので、少しずつコツコツと始めていきたい人にはピッタリです。
小銭貯金のデメリットとは?
- 小銭を数える手間がかかる
- 両替・入金の手数料が必要となる場合がある
➀小銭を数える手間がかかる

一つ目は、『小銭を数える手間がかかる』ことです。
貯金箱に小銭がある程度貯まってきたら、いくら貯まっているか確認するためには、小銭を数えないといけません。
どれだけ貯まったのかを見ることは楽しいですが、時間がないときに数える時は、面倒だと感じられる人もいるかもしれません。
②両替・入金の手数料が必要となる場合がある

二つ目は、『両替・入金の手数料が必要となる場合がある』ことです。
せっかく貯めた小銭ですが、お店で小銭をジャラジャラ出すと迷惑になってしまいます。貯めた小銭は銀行で両替するか、口座に入金しなければいけません。
前述したように、両替・入金の際には枚数によって手数料が発生することがあります。
その為、近隣の金融機関で大量硬貨の両替・入金に手数料が必要なところしかない場合は、小銭の枚数を数えておく必要があります。
硬貨100枚を超える入金に手数料がかかるのであれば、100枚ずつ銀行に持っていかないといけませんよね。
銀行によっては、たくさんの硬貨を持って行って、手数料がかからないように枚数を数えてくれる場合がありますが、基本的には自分で数えるスタンスの銀行が多いので注意しましょう。
小銭貯金の体験談を紹介!【成功要因・失敗要因をFPが語る】
私自身、小銭貯金を半年ほど前から始めています。
大雑把な性格なので、週に一度財布に入っている小銭を貯金箱に移すという極めて簡単な貯金方法です。
本記事の執筆時に中身を全部出してみたところ、14091円も貯まっていました。せっかくなので数える時間も計り、小銭の枚数も計ってみました。
全部数えるのに10分40秒ほどかかり、小銭は281枚貯まっていました。281枚なら100枚ずつに分けても3日に分けて入金することができれば何とかなりそうですね。
参考:小銭貯金を楽しく続けるには貯金箱選びも重要!FPがおすすめの貯金箱を紹介

- 空き缶タイプ
- インテリアタイプ
- カレンダータイプ
- 面白いタイプ
- 鍵付きタイプ
- 動物タイプ
- 他の貯金箱と比較して安いこと
- 目標額が定められていること
➀空き缶タイプ

『空き缶タイプ』の貯金箱は、100円ショップなどでも売られているものです。
貯金箱の表面に「○万円貯金できます」と書かれているので、自分が貯めたい目標金額に合わせて貯金箱を選ぶことができます。
メリットは開け口が無く、缶切りを使わないと開けられないことが多いので、挫折せずに目標に到達しやすいことです。
デメリットとしては、途中で開けることができないので、いくら貯まったか確認できないこと、貯金箱に入れていく硬貨が限定されてしまうこと等があります。
②インテリアタイプ

『インテリアタイプ』の貯金箱は、思わず飾りたくなるようなおしゃれな貯金箱です。
雑貨屋さんにあるような貯金箱は、選ぶのも楽しいですよね。
メリットは目につきやすい場所に飾ることが出来るので、貯金することを思い出しやすいことです。
デメリットは、他の貯金箱と比較して高価なことです。
③面白いタイプ

『面白いタイプ』の貯金箱は、とにかく大きい貯金箱や、キャラクターを模した貯金箱など、貯金したくなる工夫が施された貯金箱です。
メリットは貯金そのものが楽しいと思えることです。
デメリットはその貯金箱の仕組みに飽きてしまう可能性があることです。
④ カレンダータイプ

『カレンダータイプ』の貯金箱は、卓上カレンダーと貯金箱を組み合わせたような形のものです。
日付のところに金額が書いてあり、貯金をしたらチェックをつけていきます。
前述した365日貯金のイメージですね。
メリットは貯金をした日が分かりやすく、目標額を設定することができることです。
デメリットは、貯金箱自体が比較的高価なことです。
⑤鍵付きタイプ

『鍵付きタイプ』の貯金箱は、鍵を使って貯金箱を開け閉めできる貯金箱です。
中を開けていくら貯まったか確認できるメリットがある一方で、貯金している途中でお金を使ってしまうかもしれないデメリットがあります。
⑥動物タイプ

『動物タイプ』の貯金箱は、ブタなどの動物の形をした貯金箱です。
メリットは貯金箱を壊さないと中身を取り出せないものが多いので、一杯になるまで貯金をすることができることです。
デメリットは中身を見れないので、貯金額を確認できないことです。
参考:小銭貯金を楽しく継続するうえでおすすめのアプリをFPが厳選
ここでは実際に私が使っているアプリの中で、おすすめできるものをご紹介します。
➀家計簿Zaim

家計簿Zaimはグッドデザイン賞にも選ばれている家計簿アプリで、とにかく家計の収支を把握したいという方にピッタリのものです。特徴は以下のものがあります。
- 銀行・カード連携
- レシート読み取り
- 貯金の記録ができる
『銀行・カード連携』と『レシート読み取り』は、家計の収支を把握するための機能です。
日々口座から引き落としになるものや、クレジットカード決済、買い物による出費による支出を把握することができます。
銀行口座に連携しているので、給料などの入金額も記録することが出来るので、家計全体の収支をこのアプリで把握することができるのです。
また、設定によって『貯金の記録ができる』ようになっています。
家計簿Zaimは細かい費目を登録することができるので、貯金箱にお金を入れたら、「小銭貯金」という費目にお金を振り分けてあげます。
そうすると、貯金箱にいくら貯まっているのか把握することができます。
家計簿Zaimを使えば、家計の収支を把握するとともに貯金箱の管理もできるのでおすすめのアプリです。
②ウォレットプラス

このアプリの特徴は、以下の通りです。
- 銀行口座の収支の見える化
- 簡単に目的別貯金が可能
- お金に関するお得な情報が得られる
- 対応銀行は限定的
このアプリは、主に銀行が出資している会社が運営していることから、まだ一部の銀行しか対応できていません。
利用できる対象者は、
- 沖縄銀行
- 熊本銀行
- 佐賀銀行
- 十六銀行
- 十八親和銀行
- 南都銀行
- 広島銀行
- 福岡銀行
- 山梨中央銀行
の普通預金口座を持っている人だけです。
銀行口座とアプリを連携することで、口座の収支を確認することができるようになっているのですが、指定の銀行口座が無ければアプリを使えないということです。
このアプリのメリットは、『簡単に目的別貯金が可能』であり、『お金に関するお得な情報が得られる』ことです。
通常であれば、普通預金から他の貯蓄預金に移す場合はATMで移し替えたり、インターネットバンキングの操作をする必要があります。
ウォレットプラスを使えば、簡単な操作で普通預金から目的別の貯蓄口座に振替することができます。
また、お金に関するお得な情報がアプリ上で確認できるので、隙間時間にお金の勉強をすることができます。銀行系のアプリならではの特徴ですね。
まとめ:小銭貯金は楽しく継続できる
ポイントとしては、
- 小銭貯金は楽しいと思えるルールを作ろう
- 目標は高すぎず適度なものにしよう
- 目標達成後のやりたいことを考え、モチベーションを維持しよう

