学費の支払いにおすすめの教育ローン7選!金利を比較【2021最新】

学費の支払いにおすすめの教育ローン7選!金利を比較【2021最新】
学費の支払いに教育ローンを利用したいという方は多いでしょう。この記事では、学費の支払いにおすすめの教育ローン7選を紹介します。金利の比較や奨学金との比較もあるので、学費を払うためにローンを申し込もうか検討している方はぜひご覧ください。
監修者「谷川 昌平」

監修者谷川 昌平ファイナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!

学費を払うための教育ローンはどれがおすすめ?低金利なのは?

こんにちは、マネーキャリアのJunです。 

支出において最も優先度が高く、誰もが気にかけるのが、学費ではないでしょうか。
学費を支払うために、教育ローンの検討をしている方もいると思います。

教育ローンとは、カーローンや住宅ローンと同じように、学費の支払いを主な目的として、借入を行い、毎月返済をするサービスのことです。

フリーのカードローンなどに比べ、使用目的が限定されている代わりに、金利が低く設定されており、利用しやすいのが特徴です。

しかし、教育に限らず、ローンというサービス自体は非常に多くの金融機関で取り扱っているため、どのサービスを利用したら良いか、迷ってしまう方もいると思います。

利用するのであれば、金利は少しでも低いほうが良いでしょう。また、教育ローンの他にも、奨学金を借りるという選択肢もあります。

今回の記事では、学費の支払いにおすすめの教育ローンを7つ、ご紹介します。また、それぞれの金利の比較や、奨学金との比較もしていきます。

「学費の支払いのために、ローンを利用したい」
「奨学金を借りるか、ローンを利用するか、奨学金を借りるか、迷っている」

そういった方のお手伝いになれば幸いです。


学費の支払いにおすすめの教育ローン7選!

それではさっそく、学費の支払いの教育ローンを7つご紹介します。


国が用意しているローンから、民間金融機関のローンまで、学費の支払いという目的に適したローンを紹介していきます。


後半では、金利の比較や、奨学金との比較も行っていきます。


各教育ローンや奨学金の、比較・検討の参考にしてください。

①国の教育ローン

まずは1つ目に、国が用意する教育ローンをご紹介します。


日本政策金融公庫という、財務省管轄の特殊会社が運営するローンです。

  • 固定金利:1.8%
  • 最長借入期間:15年
  • 借入限度額:300万円(海外留学の場合、450万円)
  • 審査期間:10日程度


営利目的で設立された金融機関のローンと異なり、国民のために設立された金融機関のローンなので、国民に優しい次の7つの特徴があります。


  1. 家庭状況に応じた優遇制度
  2. 世帯年収200万未満の家庭にも優遇がある
  3. 子どもが増えるごとに利用限度額が拡大する
  4. 世帯年収の上限があり、その年収を超えると利用不可
  5. 審査が民間機関のローンよりも厳しい
  6. 金利が民間機関のローンよりも低い
  7. 担保と保証人は不要
家庭の状況に応じた優遇制度というのが特に魅力的です。


母子家庭・父子家庭では、固定金利1.8%、返済期間18年、保証料2/3と、より好条件で利用することが出来ます。


こどもを学校に通わせたい、大学まで卒業させたい、しかし、年収が低く学費を捻出できない。


そういった方は、優遇を受けられる日本政策金融公庫の教育ローンを検討してみてはいかがでしょうか。

②三井住友銀行「教育ローン」

続いては、民間金融機関である三井住友銀行が運営する「教育ローン」です。


三井住友銀行の教育ローンには2種類あります。


1.無担保型


  • 固定金利:3.475% 
  • 最長借入期間:30年 
  • 借入限度額:300万円
  • 審査期間:10日程度

2.有担保型

  • 固定金利:2.975% 
  • 最長借入期間:30年
  • 借入限度額:3000万円
  • 審査期間:10日程度
有担保型のローンは、借入期間、借入金額ともに、群を抜いて高いです。
高額の融資や長期の借入が必要な方は、三井住友銀行の教育ローンがおすすめです。

③三菱UFJ銀行「ネットDE教育ローン」

次に、三菱UFJ銀行が提供する「ネットDE教育ローン」をご紹介します。

  • 固定金利:3.975% 
  • 最長借入期間:10年 
  • 借入限度額:500万円
  • 審査期間:最短即日
担保と保証人が不要で、最短即日で審査が終了するのがメリットですが、ほかに大きな特徴として、医学部や薬学部といった、専門職が非常に強い傾向にある学校に通うことを対象にした場合だと、条件が

  • 借入限度額:1000万円
  • 最長借入期間:16年
と、拡大されます。


これらの学校に通う予定の方は、「ネットDE教育ローン」を利用しましょう。

④みずほ銀行「みずほ銀行教育ローン」

次に、みずほ銀行が提供する「みずほ銀行教育ローン」をご紹介します。

  • 変動金利:2.875%~3.475% 、固定金利:4.200%
  • 最長借入期間:10年 
  • 借入限度額:300万円
  • 審査期間:2週間程度
金利、借入額ともに標準的な教育ローンですが、大きな特徴は、変動金利固定金利の2種類が用意されていること。


2種類から選べる教育ローンは珍しく、計画的に安定して返済を行いたい方はおすすめです。


ただし、固定金利の方は金利が高めになっている点に注意しましょう。

⑤JA教育ローン

次に、「JA教育ローン」の紹介です。

  • 変動金利:1.9%~2.7%
  • 最長借入期間:15年 
  • 借入限度額:1000万円
  • 審査期間:1〜2週間程度
農協が提供する金融機関であるJAバンクの教育ローンですが、金利と借入期間は支店によって異なります。


上には、例として「JAさっぽろ」の条件を記載しましたが、全体的に、他の金融機関より金利が低い傾向にあります。


また、借入金額も最大1000万円と多めなので、私立大学への入学を控える方がいる家庭などにも安心です。


検討する場合は、お近くのJAバンクに問い合わせてみてください。

⑥イオン銀行「教育ローン」

次に、イオン銀行が提供する「教育ローン」をご紹介します。

  • 変動金利:2.8〜3.8% 
  • 最長借入期間:15年 
  • 借入限度額:500万円
  • 審査期間:2週間〜1ヶ月
イオングループが運営するイオン銀行は、全国の店舗やコンビニでATMが利用でき、その利便性から、口座を持っている方も多いのではないでしょうか。


ローンの利用にはイオン銀行の総合口座が必要です。口座を持っている方は審査に2週間、口座を持っていない方は口座開設から含めて利用までに1ヶ月ほどかかります。


特徴は、担保や保証人が不要であること。

イオングループの一つである「イオンクレジットサービス」が保証人となり、そのサービス料は借入金利に含まれている、とのことです。

⑦住信SBIネット銀行「ミスター教育ローン」

最後に、住信SBIネット銀行が提供する「ミスター教育ローン」をご紹介します。

  • 変動金利:1.775%~3.975% 
  • 最長借入期間:15年 
  • 借入限度額:1000万円
  • 審査期間:2週間程度
このローンの特徴は、金利の引き下げがあることです。

以下の3つの条件を満たすと、金利を引き下げることが出来ます。


  1. SBI証券の口座を開設していること
  2. 申込前の時点で通常のカードローンを利用していること
  3. 申込前の時点で住宅ローンを利用していること
証券口座とカードローンのどちらかを満たすと、金利が-0.5%となります。

住宅ローンの方を満たすと、金利が-1.0%となります。


金利引き下げの条件は併用できないので、注意しましょう。


学費の支払いにおすすめの教育ローン7選の金利を比較!


金利
1.8%
三井住友銀行2.975%~3.475% 
三菱UFJ銀行3.975% 
みずほ銀行2.875%~4.2%
JA教育ローン1.9%~2.7%
イオン銀行2.8〜3.8% 
住信SBIネット銀行1.775%~3.975% 

学費の支払いにおすすめの、教育ローン7つをご紹介してきました。金利を表にまとめて比較してみましたので御覧ください。

比較してみると、日本政策金融公庫の教育ローンが特に低金利で、次いで住信SBIネット銀行JAバンクのローンの金利が低くなっています。

しかし、金利が低ければいいというものではなく、借入額や借入期間など、ローンには他にも様々な条件があります。自分に合った教育ローンを選ぶようにしましょう。

国の教育ローン・民間教育ローン・奨学金を比較!

国のローン民間ローン奨学金
借りる・返済する人保護者保護者学生本人
申し込める時期いつでもいつでも入学後の6月
対象学生学生・社会人学生
金利高い高いなし〜低い
返済期間15年15年〜20年
借入限度額350万円(一括)300万円〜500万円(一括)12万円(毎月支給)

国の教育ローン、民間の教育ローン、そして奨学金を比較して表にまとめました。
手続きの方法や借入期間、借入額などに差がありますね。

奨学金ならではの特徴として、毎月支給という点と、学校によっては無利子で利用できる奨学金の募集があるということです。

金利というのは借入期間が長いほど負担になってきますので、条件の良い奨学金に応募できる場合は、そちらを利用しましょう。

学費の支払いにローンを利用するメリット・デメリット

続いて、学費の支払いにローンを利用するメリット、デメリットについて説明します。


ローンを利用することで、学費の支払いを楽にすることが出来る反面、気をつけて利用しなければ、思いもよらず家計を苦しめることになってしまいます。


また、奨学金と比べてどちらが良いか、迷っている方もいるかと思います。


メリットを4つ、デメリットを3つお伝えしますので、自分や家族の状況と照らし合わせて、利用を検討して下さい。 

学費の支払いにローンを利用するメリット

ローン利用のメリットは次の通りです。


親が返済するので子供の負担がない

学費を払う際に、実際に学校に通う子どもへの負担は1番気をつけなければならないポイントです。 


いくらアルバイトをするといっても、学生が学費を支払うのは無理があります。 ローンを組むことができれば、少なくとも学生である間は親が学費を負担してくれているのと同じことなので、子供にかかる普段は少なくなります。


もちろん、バイト代の一部をローンの返済に充てたり、就職後は子供がローンを負担するなど、家庭によってその後の返済方法は様々です。 


入学前に大きな金額のお金を受け取れる

教育費というのは、まとまったお金が必要です。 

 たとえば大学では、入学金は一括での支払い、学費も半期分をまとめて支払うのが一般的です。 毎月支給される奨学金と異なり、ローンを利用すると入学前に大きな金額を受け取ることが出来るため、入学金や学費の支払いにそのまま充てることができるのが、大きなメリットの1つです。 

 申し込みの時期が自由 奨学金の場合は、毎年2〜4月に募集があり、年度始めからの支給になりますが、ローンであれば、申し込んで審査が終われば、すぐに受け取ることが可能です。 

 審査にもよりますが、 自分の好きなタイミングで申し込み、利用を開始できるというのも、ローンならではのメリットです。

使い道が自由

ローンで借りた資金というのは、基本的には使い道は自由です。

 もちろん、遊びや好きな買い物に使うことはないでしょうが、大学に通うための引っ越しや入寮の初期費用、教材や参考書の購入費など、学費以外にも様々なことに使えるのがメリットです。 

前述した「まとまった資金が受け取れる」「申し込み時期が自由」と合わせて、柔軟な利用が出来ることは、ローンならではの特徴です。 

学費の支払いにローンを利用するデメリット

ローン利用のデメリットは次の通りです。 


金利がかかる 

ローンを利用するということは借金をするということであり、金利がついてきます。 


特に民間金融機関が提供しているローンは金利が比較的高めであり、借入期間が長いほど、返済の負担は大きくなっていきます。


そのため、資金や家計に余裕がある方は、出来るだけ利用しない、もし利用する場合は、借入期間を出来るだけ短くする、ということを心がけましょう。


審査に通らない可能性がある

ローンの利用には審査があります。 申込者の信用情報が調査され、年収や、他社での借入額、クレジットカードなどの延滞記録をもとに、審査がされます。


そのため、ローンは絶対に利用出来るものではない、ということを頭に入れておきましょう。


審査に通らず、ローンが利用出来なかったり、借入額を低くされてしまう可能性もあります。 


親の収入が借り入れ条件になる 

審査の項目とかぶりますが、基本的には申込者である親の年収が、借り入れのための条件になります。 


 希望している借入額になるかどうかは、親の年収によるところがありますので、高額の借入を検討している方は気をつけましょう。

教育ローンに関するQ&A4選!

ここでは、学費の支払いに教育ローンの利用を検討している方に向けて、よくある質問をまとめました。 


 Q&A方式で4つ解説していきます。

①学生本人が教育ローンを申し込むことはできる?

まず、学生は原則ローンの利用は出来ません。


保護者ではなく学生本人が学費のためのお金を借りたい、という場合は、ローンではなく奨学金を利用するのが一般的です。


しかし、奨学金が利用出来ない、奨学金だけでは足りない、という方もいると思います。


国の教育ローンのホームページには、 「成人しており、かつ勤務などで安定した収入がある学生であれば、本人名義で申し込める」 といった旨の記載があります。


正社員として働いているが、スキルアップのために専門学校に通いたい、というような場合には、例外としてローンを利用することができる、ということです。  

②教育ローンは社会人でも利用できる?

専門学校等の学費ではなく、資格取得のための資金が欲しい。

そう思う社会人の方もいるでしょう。


実は、多くの金融機関の教育ローンは、社会人の資格取得や自己研鑽のための資金にも利用可能です。 資金使途を問わないカードローンも教育費のために利用可能ですが、基本的には学費のための利用を想定している教育ローンの方が、金利は低く設定されています。


「やってみたい仕事があり、早くスキルを身につけて独立したい。」 

「教育費を貯めてから勉強を始めていては遅すぎる。」


そう考えている方は、教育ローンを利用してみてはいかがでしょうか。 

③無利子の教育ローンはある?

「金利が出来るだけ安い方がいい。無利子で借りられる教育ローンはないのか。」


こういった疑問がある方もいるのではないでしょうか。


結論から言うと、無利子で借りられるローンというのは基本的に存在しません。営利団体である金融機関はもちろん、国の金融機関も制度維持のために利子を回収しています。


しかし、神奈川県にお住まいの方は、コロナウイルス緊急対策制度として、実質無利子で借りられるローンがあります。


横浜銀行の教育資金応援ローン

神奈川県在住で、学生を子に持つ親を対象に、県と県内金融機関が連携し、教育ローンを実質無利子で利用することが可能となっています。


例えば、横浜銀行の教育資金応援ローンでは、年利1.7%で上限50万円の一括借入を行うことができます。


利子については、神奈川県が1.7%を上限として負担してくれるので、教育ローンの利用が実質無利子でできるというわけです。


借入期間は2〜10年で、資金の使い道は、学費の他、下宿などの住居費用、教科書代・学習用品費・通学費用などの就学に関わる諸費用などを対象としています。


学費の支払いに困っていて、神奈川県在住の方には、ぜひとも利用して頂きたい制度です。 

④ローンの返済ができないと何が起きる?滞納するとどうなる?

低金利で利用でき、学費の支払いをたすけてくれる教育ローンですが、返済日に間に合わないとどうなるのでしょうか。


 1.返済日翌日から遅延損害金が発生する

返済が1日でも遅れると、その日から遅延損害金というものが発生します。


その額は金融機関によって様々ですが、国の教育ローンの場合は年率9%の損害金となります。 せっかく低金利でローンが利用出来ても、返済が遅れて損害金を支払うことになっては台無しです。


2.一括請求の通知

さらに滞納を続けると、滞納したぶんを全て、一括で返済しなければならなくなります。


保証機関、保証会社が裁判所に届け出を出し、認められると、一括請求の通知が利用者の手元に届く仕組みになっています。


最初の滞納から3ヶ月前後で、自宅に一括請求通知が届きます。


3.差し押さえ

一括請求にも応じることができない場合は、財産の差し押さえが執行されます。


不動産、預金、給料、自動車、自宅にある骨董品や貴金属や有価証券などの資産が差し押さえられ、売却出来るものは売却して、ローンの返済に充てることになります。


給与を差し押さえられるので、会社にも借金の滞納が知られてしまいます。


4.信用情報に傷がつく

差し押さえまでいかなくとも、1ヶ月以上の長期滞納は、信用情報に傷がつきます。


信用情報とは、ローンやクレジットカードの利用履歴のことで、信用情報機関というところで保管されています。利用履歴の中には、1ヶ月ごとの遅延の有無も含まれており、全て記録されています。


ローンやクレジットカードの審査の際にはこの信用情報をチェックされるので、遅延があると、きちんと貸したお金を返してくれる信頼性がないとみなされ、審査に通りにくくなるのです。


この信用情報は、5〜10年間、記録されます。将来的に住宅を購入したり、自動車を購入する際にも、ローンが組めなくなったり、クレジットカードも新しく作成出来なくなってしまうかもしれません。未来のことを考えると、とても大きな傷でありリスクです。


ローンの支払いは絶対に遅れないようにしましょう。

学費の支払いにおすすめの教育ローンまとめ

について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。 

今回の記事のポイントは、 


  • 国の教育ローン、民間企業のローン、奨学金の3種類がある
  • 金利や借入期間などに差がある
  • 収入のある学生本人や、社会人でも、教育ローンは利用可能
でした。 

学費は、人生の中でも特に大きな支出になりますが、それだけ重要度が高く、自分のため、子供のためになるのが教育です。

学生を子に持つ親であれば、こどもにしっかりとした教育を受けさせるため、社会人であれば、自己研鑽や資格取得に励み、自分のやりたい仕事をやるため、教育ローンというサービスは大変ありがたいものです。

各サービスの条件を比較し、自分にとって最適な選択で、学費の支払いを楽にしてください。


今回の記事を是非、参考にしていただければと思います。