fp(ファイナンシャルプランナー)に相談できる内容とは?

こんにちは、マネーキャリアのJunです。
みなさんは、家計を見直したり、節約しよう、と考えた際、まず最初にどういった対策を取るでしょうか。
選択肢のひとつに、専門家に相談する、といった対策が挙げられると思います。今回の場合、お金の専門家であるfp(ファイナンシャルプランナー)に相談することになります。
そこで今回は、fpに相談できる内容を具体的に解説します。実は、fpには、家計の見直しだけでなく、お金に関する様々な悩みを相談することが出来ます。
「家計の見直しをしたい」
「お金に関する悩みがあり、相談したいが、fpに相談できるかわからない」
こういった方のお手伝いになれば幸いです。
fpに相談できること
それでは、fpに相談できることを説明します。
相談できる内容は、大きく分けて以下の4種類です。
- 家計管理
- 住宅購入
- 教育費について
- 老後資金について
①家計管理
まずは、fpの代表的な相談内容である、家計管理についてです。
現在の職業や年収、家族構成などをヒアリングし、ライフプランを組み立てます。
その上で、今後かかるであろうお金について把握し、貯蓄の方法や減らすべき支出、将来に向けていくら貯蓄すべきかなど、幅広い内容を提案してもらうことができます。
fpに相談する、というと、この家計管理を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
こちらの将来設計や資産状況などを詳しく伝えれば、それだけ正確なアドバイスをもらえますので、予め準備して相談を申し込むと良いでしょう。
②住宅購入資金
次に、住宅購入とその資金管理についてです。
住宅購入は、多くの人にとって一生で一番大きな買い物になるため、購入前に準備が必要です。そこで、fpへ相談すると良いと思います。
住宅は、ほとんどの人がローンを組んで購入するので、他のライフイベントに影響を及ぼさずに住宅ローンの支払いを継続できるか、ということが大切になります。
年収、貯蓄額に応じて、いくらの物件であれば購入することができ、ある程度の余裕を持って支払いをしていくことができるのか。購入前に想像できる方は少ないでしょう。
また、返済計画も、固定金利・変動金利など、様々な種類があり、良く理解せずにローンを組むと、後で返済が苦しくなり、生活に支障が出るということが起こります。
ハウスメーカーは住宅を売ることが目標であるため、返済計画よりも借入可能額にばかり目を向けがちです。
そこで、購入後のことまで考えて、しっかりとした返済計画を立てた上で住宅の購入をする。その一連の流れをサポートしてもらうために、fpを利用するというわけです。
③教育費
住宅購入に次いで人生での大きな支出は、教育費です。
教育費に合計いくらかかるか、把握できている方はいるでしょうか。
私立の学校に通うか、公立の学校に通うか。大学は理系か、文系か。大学院には行くのか。様々な条件によって、生涯でかかる教育費は大きく変わってきます。
また、教育費は年々インフレが進み、今の教育費と将来の教育費は変わる可能性もあります。
そういった、様々な条件を考慮し、ライフプランに応じて、必要な教育費を算出し、備えるための対策を提案してくれるのも、fpの相談の有効的な活用法です。
場合によっては、教育資金のための保険や教育ローンなどの金融商品を提案してくれることもあります。必要に応じて選びましょう。
④老後資金
「老後2000万円問題」が話題になったように、多くの方が不安を感じているのが、老後資金ではないでしょうか。
老後資金に関する準備についても、fpの相談の内容としてはよくあるものです。
具体的には、勤務状況や生活の状況から、もらえる年金を概算し、不足しそうな資金をどう賄うか、考えていきます。
積立の貯金をしたり、資産運用を行うことで、退職後も生活費に困ることがないよう、今のうちからしっかりとした対策をしていく必要があります。
もちろん、急に積立を始めろと言われても厳しいと思いますので、多くの方は、家計の見直しとともに相談することで、無駄になっている支出を洗い出して貯蓄に回し、老後資金を確保する、という流れになると思います。
fpへに相談した内容の事例・体験談
続いて、実際にfpへ相談した内容の事例や、相談した方の体験談をご紹介します。
様々な相談事例があり、今回は3つ、項目ごとにご紹介します。
fpへの相談を考えている方は、参考にしてください。
体験談①家計相談について
まず一例目は、家計の相談です。
「贅沢も無駄遣いもしていないが、貯蓄が増えない。家計のどこに問題があるか教えて欲しい」という相談でした。
fpの方が具体的な状況を聞いてみると、雑費や交際費といった「本人が意識していない出費」に原因があるのでは、ということがわかりました。
特に問題があるほど支出が大きな項目はなくても、総じて支出が大きめになっていることはよくあることです。
例えば、月25000円の雑費も、年間にしたら30万円になります。
何に使ったか覚えていない「使途不明金」が多いと、節約できる箇所を見つけることが難しくなります。雑費の中身も細かく見直し、必要のない支出がないか考えましょう。
結論として、こちらの事例では「贅沢はしていないが節約もしておらず、月いくら貯蓄したいか、目標の設定もない」ということが原因でした。
コンビニで食料品や日用品を買うことは避け、スーパーやドラッグストアで買い物をすることで、単価を下げるだけでなく、寄り道で無駄遣いをすることも防ぎ、少しずつ家計を改善していったようです。
体験談②住宅ローンについて
二例目では、マンションの購入についての相談でした。
「頭金が2割必要と言われている住宅購入だが、購入資金が足りない。営業担当には、現在の家賃より安いローンが組めるから大丈夫だと言われたが本当か」
といった内容です。
こういった、住宅購入に関する相談も、fpは得意としています。ライフプランと合わせて考え、本当に生活に支障をきたすことなく返済できるか、検討します。
この場合の例では、営業担当の言う通り、たいかに返済計画では無理のない支払いができそうでしたが、修繕費、駐車場代、固定資産税といった維持費を計算に入れていませんでした。
子供の教育費のため貯蓄もしたいことを考えると、現時点で検討していたマンションの購入はリスクが高い、という結論になったようです。
このように、人生を左右する大きな買い物の前にも、FPへの相談が役に立ちます。
体験談③老後の資金・年金について
三例目は、老後資金について。
「現在は全くの未経験だが、老後資金を用意するため、投資を始めたほうが良いか」
という内容でした。
家計の見直しの次に多いのが、資産運用に関する相談だと思います。
この相談事例の場合、漠然と「老後が不安」という考えを持っていたが、具体的にいくら必要かはあまり把握していないようでした。
fpとともに計算した結果、勤続年数が長く、退職金と年金がある程度しっかりもらえる可能性が高いことから、老後の生活費は「そこまで心配する必要は無い」という見解でした。
その上で、資産運用を行う際は、まずは余裕資金で少額からはじめてみる、という結論になったようです。
投資にはリスクがつきものです。損をする可能性があるということが耐えられない、自分で商品を選ぶための知識をみにつけるのが面倒くさい、という方にはおすすめできません。
しかし、年金支給額の変化やインフレなど、老後の生活には不安がつきものです。いくら「現時点で問題はない」という試算ができていても、やはり少しでも資金は多く残しておきたいもの。
そういった場合は、投資信託やETFなど、比較的安定して運用できる商品の中から、自分で勉強して選べるのであれば、はじめてみても良いかもしれません。
fpに相談する前に準備しておくことや持ち物
fpへ相談できる内容がわかり、実際の事例もご紹介したところで、相談を申し込もうと考えた方もいるかも知れません。
ここでは、実際に相談をする前に準備しておくべきことや、相談時の持ち物などをまとめていきます。
用意に手間や時間がかかるものもありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
家計相談の場合
家計の見直しについての相談の場合、用意すべきものは次の3つです。
- 現時点の支出がわかる家計簿
- 預貯金明細
- 源泉徴収票
また、相談内容は予め決めておきましょう。
「支出に無駄な項目がないか見て欲しい」
「なかなか貯蓄ができないので改善点を教えて欲しい」
など、家計においてこれを改善したい、という点を伝えられるようにしておくと良いと思います。
さらに言えば、いくら貯金したいのか、家計を改善した後はどうしたいのか、最終目標を明確にしておくと、より具体的な提案がもらえると思います。
住宅購入資金相談の場合
住宅についての相談の場合、用意するものは以下の2つです。
- 住宅ローン返済計画
- 源泉徴収票
見落としがちなのが管理費や駐車場代などの維持費です。また、将来的に必要になることが決まっている資金、例えばこどもの教育費などについても考えておくと、スムーズに返済計画の相談が出来ると思います。
保険相談の場合
fpに相談する中で、保険の見直しも行いたい、という方は、次の2つの資料も用意しておきましょう。
- 加入している保険証券、契約内容がわかる書類
- 健康診断の結果
現在の保険料が高額であったり、よく考えないまま保険に入っている方は、見直すことで固定費を大きく下げることができる可能性があるため、他の相談内容がある方も、保険に関する資料は用意しておくと良いかもしれません。
fpに相談するときに注意すること
最後に、実際にfpに相談する際に注意するべきことをお伝えします。
意外と知られていないfpの種類や分野についても説明しますので、fpを選ぶ際にチェックしてみてください。
fpへの相談には有料と無料がある
fpにも得意分野が存在する
fpは、それぞれ個人によって、
- ライフプラン
- 金融
- 不動産
- 税制
- 保険
- 相続
これらの分野の中で、fpによって得意分野は異なります。
そのため、自分が相談したい内容に合った分野を得意としているfpを選ぶ必要があります。
選び方としては、fpのプロフィールをよく確認することです。弁護士や税理士など、別の資格を保有していれば、それがそのまま、得意分野ということになります。
ぜひチェックしてみてください。
まとめ:fpに相談できる内容とは?
について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- fpに相談できる内容は、家計の見直し、住宅購入、教育費、老後資金について、などがある
- 事前に支出や資産の状況がわかるようにしておき、具体的な目標を設定しておくと、詳細かつ具体的なアドバイスをもらうことができる
- fpによって無料相談と有料相談があったり、得意な分野も異なるため、自分の目的に合わせて、適切なfpに相談を申し込むと良い

