この記事の目次
- 外貨建て保険はやってはいけないと言われる理由5選
- 為替リスクが大きい
- 手数料・コストが高い
- 複雑で仕組みが分かりにくい
- 解約返戻金が低い
- 保険としての機能が中途半端
- 外貨建て保険はやってはいけない?と不安な方はFPの無料相談を活用しよう
- 外貨建て保険で大損しないための注意点とは?
- 為替手数料や保険の手数料を確認する
- 単一通貨ではなく複数通貨に分散して為替リスクを軽減する
- 短期解約を避ける
- 外貨建て保険が向いている人の特徴
- 為替リスクを十分に理解し、許容できる人
- 長期運用を前提に考えている人
- 保障と資産運用をバランスよく求める人
- 他の資産運用商品と分散投資したい人
- 金利差に魅力を感じる人
- 相続対策を考えている人
- 外貨建て保険が向いていない人の特徴
- 為替リスクや商品の仕組みを十分に理解していない人
- 元本割れを絶対に避けたい人
- 短期間で資金が必要になる可能性がある人
- 手数料やコストに敏感な人
- 保険の保障機能を重視する人
- 投資や金融商品に不慣れな人・高齢者
- 外貨建て保険はやめたほうがいいと感じた場合におすすめの資産形成方法
- 【まとめ】外貨建て保険はやめがほうがいいと言われる理由とは?迷った場合は専門家に相談しよう
外貨建て保険はやってはいけないと言われる理由5選

元本保障がない、リスクがある、ということは大きく利益が得られる可能性もあるということです。資産が増える確率が高くても、やってはいけない理由は次の5つです。
- 為替リスクが大きい
- 手数料・コストが高い
- 複雑で仕組みが分かりにくい
- 解約返戻金が低い
- 保険としての機能が中途半端
外貨建て保険は、元本の保障がなく損する確率も大きいことを理解したうえで契約するべきものです。仕組みが複雑なので、理解できない場合は契約しない方が無難でしょう。
外貨建て保険をやめた方がいい、5つの理由をそれぞれ詳しく説明します。
為替リスクが大きい
外貨建て保険で特に気をつけてほしいことは、為替リスクが大きいことです。為替リスクとは、為替レートが常に変動することにより、将来のレートを正確に予測するのが難しく、損失が生じる可能性があることを指します。
為替レートとは、日本円と外貨の交換比率です。為替レートは常に動いており、場合によっては短時間で大きく動くこともあります。例えば1ドル100円と、1ドル200円では交換レートが倍違います。
為替レートの動きを予想することは難しく、予想がたまたま当たることはあってもいつも当てることは困難です。毎日の動きで実質的な資産が増えたり減ったりすることを為替リスクと言います。リスクは確実でないこと、不確実性のことを言います。
<為替の変動で増えた資産が大きく減る可能性がある>
外貨建て保険をやってはいけない理由は、為替リスクが非常に大きいからです。外貨で運用がうまくいっても、円に替えるときの計算レートで運用益がほとんど消えてしまうこともあるのです。為替の変動によって、受取金額が大きく減少する場合があります。
契約時より円高が進行すると解約時に為替差損が発生します。逆に円高時に契約して、円安が進行すると為替差益が発生して、受取額が増える可能性もあるでしょう。為替がどう動くかを予測するのは非常に困難です。
不確実なことをしっかり受け入れることができなければ、外貨建て保険はやめるべきかもしれません。
手数料・コストが高い
外貨建て保険をやってはいけないと言われている理由は、手数料やコストが高めだからです。
資産運用の成果はコストが低いか高いかが大きく影響します。運用結果がよく資産が増えたとしても、手数料負担が大きくなると、コストを引いた後の実質的な運用益は減ってしまうでしょう。
コストは為替手数料、保険料の運用コスト、解約控除などが当たります。外貨投資の場合、契約時から解約時までに円高か円安になったかでも投資の結果が変わってきます。
<外貨建て保険はコストが高いと認識しましょう>
手数料負担がどこまで許容範囲かは難しいところです。なるべく費用が少ないところを選べるのであれば、少ない商品を選ぶべきでしょう。
日本はしばらく低金利が続いています。日本より金利の高い国でお金を運用した方が増える確率が上がるでしょう。しかし日本円から外貨に替える際に為替手数料がかかりますし、満期解約で円に戻す時の手数料も必要です。
外貨建て保険は、仕組み上コストは高くなりがちです。
複雑で仕組みが分かりにくい
外貨建て保険は、仕組みが複雑なため、リスクやコスト、保障内容を十分に理解しないまま契約してしまうケースが多いです。特に高齢者が銀行窓口などで勧誘され、内容をよく理解せずに加入するトラブルも増えています。
よくわからない商品を契約する場合は、失っても可能な金額で契約することはもちろん、あくまでも自己責任であることを理解しておく必要があります。
金融商品はたくさんあります。新しい商品や初めて聞く商品も多いでしょう。金融機関は収益性の高い商品を勧める可能性が高いです。疑問や不安を感じたら、即答せずに第3者である専門家に質問する機会をつくりましょう。
<外貨建て保険は複雑な仕組みです>
仕組みが複雑な金融商品は、複雑な仕組みをしっかり理解できる人にしかすすめてはいけないことになっています。もし理解できない金融商品を勧められたら、警戒しましょう。 加入の可否は即決せずに、専門家に相談しましょう。
面倒だと感じても大切なお金を守るための最低限の知識は必要です。お金の専門家ならリスクの説明とリスク許容度に関してわかりやすく説明してくれます。疑問点は積極的に相談しながら解決しましょう。
解約返戻金が低い
長期契約が前提の保険商品は、契約初期に解約すると、元本割れになるケースが多いです。あらかじめ何年かけると解約返戻金が何%くらいになるかを確認しておきましょう。
商品設計上、一定期間保有しないと支払った保険料よりも解約返戻金が低いことが考えられます。運用する側も長期運用をしなければ、安定収益は得られないのです。
短期で解約すれば、元本は割れることを覚悟のうえで契約する必要があります。
<外貨建て保険の解約返戻金は低い>
「資産が増えて戻ってくる」をうたった貯蓄性保険は、長期運用を前提としています。10年以上保有すれば、元本割れは少ないと言われても、資金を拘束される事には変わりません。
外貨建て保険は「貯蓄性保険」の要素が大きく、当面使用予定がないお金で契約する方が無難です。解約を焦ると損が膨らむ場合があるので注意が必要です。
契約期間が長くなると損する確率は減るかもしれません。解約のタイミングは自分では選択できないと思った方がよいでしょう。
保険としての機能が中途半端
外貨建て保険は、増やすことにも重点を置いており、保険としての保障内容はあまりよくありません。
| 外貨建て保険の種類 | 主な特徴 |
|---|---|
| 外貨建て終身保険 | 一生涯の死亡保障があり、貯蓄性も兼ね備えている |
| 外貨建て養老保険 | 一定期間の死亡保障と、満期時には満期保険金を受け取れる |
| 外貨建て個人年金保険 | 老後の資金準備を目的とし、積み立てた資金を年金形式で受け取れる |
日本円より金利が高い外貨で運用し、長期で増やすことを目指しています。
<外貨建て保険の保障内容は薄い>
外貨建て保険は保険の保障機能は薄く、資産運用目的としてもコストは高めです。資産運用目的で行うなら、投資信託の方がコストも低く初心者には内容も理解しやすいでしょう。
外貨建て保険は、保険と資産運用が一体化している商品なので内容がわかりにくくなっています。保険は保険、資産運用は資産運用の単一商品の方が透明性が高く、理解しやすい金融商品になります。
外貨建て保険はやってはいけない?と不安な方はFPの無料相談を活用しよう

外貨建て保険は特殊な商品です。明確が目的があれば選択することもよいでしょう。勧められたからと言って安易に契約すべき商品ではありません。
外貨建て保険は、払い込んだ保険料が外貨で運用されます。外貨は米ドル、ユーロ、豪ドルなど、円よりも金利が高い通貨で運用されるケースが多いでしょう。世界の基軸通貨である米ドルが一番多く利用されています。
日本円だけでなく、外貨に資産を分散させたいと思っている人は、外貨建て保険だけではなく、他にも様々な商品があります。他の商品も検討しながら、自分に合った商品を探してみましょう。
<外貨投資の初心者はFP相談を活用しましょう>
外貨での資産運用は為替のリスクを理解してから始めましょう。リスク許容度に応じた金融商品は複数あります。外貨の投資は初めてでよくわからない人は、資産運用の専門家に相談してから始めることがおすすめです。
マネーキャリアFP相談なら、リスク管理やリスク許容度の考え方について説明を受けながら、ご自身の投資経験に応じた適切な提案をしてもらえます。

外貨建て保険で大損しないための注意点とは?

外貨建て保険で大損しないための注意点は3つあります。
- 為替手数料や保険の手数料を確認する
- 単一通貨ではなく複数通貨に分散して為替リスクを軽減する
- 短期解約を避ける
ご自身の目的やリスク許容度を十分に考慮し、外貨建て保険のメリットとデメリットを確認しましょう。
為替手数料や保険の手数料を確認する
為替手数料は通貨ごとに違います。世界の基軸通貨の米ドルは需要が多いため手数料は低めです。ユーロや豪ドルは米ドルに比べて為替手数料は高めです。
どの外貨で運用するかでも運用成果が違ってきます。金利が高い通貨で運用して、利益が多くなっても、為替手数料が高額になると利益が減ってしまうでしょう。為替手数料も考えて総合的に判断する必要があります。
保険会社が徴収する手数料は、為替スプレッド、解約控除、管理費用などがあります。
手数料の詳細を必ず確認し、運用益が手数料で消えてしまわないかチェックしましょう。せっかく高い運用益が出ても、手数料が大きいと利益のほとんどが消えてしまう場合があるので注意が必要です。
どこまでの手数料が許容範囲なのか、手数料が高すぎないかは専門家に相談すると試算してくれるので活用しましょう。
単一通貨ではなく複数通貨に分散して為替リスクを軽減する
為替リスクを減らす方法はひとつの通貨だけではなく、複数通貨に分散投資することも考えられます。
為替の変動は、通貨ごとに違う場合が多いでしょう。2つ以上の通貨で運用すれば、リスク分散にはなるでしょう。
外貨建て保険は、米ドルで運用される商品が多く、次に多いユーロや豪ドル以外の保険商品は限られています。複数通貨の分散は選択肢が少ないかもしれません。
<複数の通貨に分散すると為替リスクが軽減できます>
複数の通貨に分散するには、2つ以上の外貨建て保険に入る必要があります。ほとんどの外貨建て保険は単一通貨での運用になるので、2つの通貨に分散するためには2つの契約をすることが必要です。
2つ以上の外貨建て保険の加入で、分散投資ができリスクが軽減されます。ただし、契約数が増えるため、管理が煩雑になり、手数料もその分かかる可能性があります。
短期解約を避ける
外貨建て保険で大損しないためには長期運用をすることが必要です。外貨建て保険は、一般的に10年以上の長期運用を前提とした商品設計となっています。
長期運用は、短期的な為替変動や金利変動に左右されにくく、複利効果を期待することで、資産形成することができます。
外貨建て保険は契約初期に解約すると、手数料(解約控除)が高く設定されています。外貨建て保険での短期運用は、元本割れのリスクが非常に高く避けた方がよいでしょう。
<長期運用を前提とし短期解約は避けましょう>
市場価格調整は、主に一時払いの外貨建て保険や変額年金保険などに見られる仕組みで、解約時の市場金利の変動に応じて、解約返戻金が増減する仕組みのことです。
契約時よりも解約時の市場金利が高くなっている場合、解約返戻金が減額される可能性があります。契約時よりも解約時の市場金利が低くなっている場合、解約返戻金が増額される可能性があります。(保証されているわけではありません)
市場価格調整は、中途解約時の金利変動リスクを契約者と保険会社で分け合う仕組みと考えると良いでしょう。短期的な金利変動によって解約返戻金が大きく変動する可能性があることを理解しておく必要があります。
契約する前に、長期間保有が可能かどうかを考えましょう。
外貨建て保険が向いている人の特徴

外貨建て保険は以下のような人におすすめできます。
- 為替リスクを十分に理解し、許容できる人
- 長期運用を前提に考えている人
- 保障と資産運用をバランスよく求める人
- 他の資産運用商品と分散投資したい人
- 金利差に魅力を感じる人
- 相続対策を考えている人
6項目のうち、ほとんどが該当するという人は向いているかもしれません。
為替リスクを十分に理解し、許容できる人
外貨建て保険は為替変動によるリスクが大きいため、円安や円高による損益を冷静に受け止められる人に向いています。
日本円での投資は為替リスクがないので、運用成果がそのまま投資成果になり大変わかりやすいでしょう。しかし外貨建て保険は、外貨での運用成果が良好でも為替変動を加味すると、場合によっては、ほとんど成果が帳消しになるパターンもありうるのです。
為替の変動を予想するのは困難です。為替が動く要因は様々あり、経済動向や国際情勢、金利の変動、戦争など、要人の発言でも為替相場は変動することがあります。
<為替リスクを十分に理解し、許容できる人は外貨建て保険に向いています>
為替レートは、通貨の需要により決まります。需要が減るとその通貨の価値が下がり、需要が増えればその通貨の価値が上昇します。しかしどんなことで需要が増えるか、減るかの予想は非常に難しいものです。
「為替の動きはどうなるかわからない」ということを認識でき、予想外の事でも許容するできる人は向いているでしょう。
解約のタイミングを選べる保険であれば、今は円高なのか円安なのかを自分で見きわめて、判断できるのであれば、契約を検討してもよいかもしれません。
長期運用を前提に考えている人
外貨建て保険は長期で運用しなければ、十分な投資成果が得られない場合が多いでしょう。
外貨建て保険は、契約してすぐに解約すると元本割れすることが多い商品です。10年以上の長期で運用し、途中解約しない覚悟がある人が向いています。
将来外国で生活したいと考えている人は、長期運用で外貨をうまく増やすことができれば、円に交換せずに増えた資産を有効に使えるかもしれません。
長期間の運用の場合に利益が出やすいと考えましょう。運用成果を見ながら変更するか継続するかも長期目線で考えたいものです。
銀行や証券会社は転勤が多く、同じ担当者と長く付き合うのは難しいケースが多いでしょう。マネーキャリアなら希望すれば、ずっと同じ担当者との相談が継続できます。責任をもって長く担当してもらえることは、動向を把握しやすく、メリットが大きいと言えます。
見直しやアフターフォローまで一貫して無料で頼れますよ。
保障と資産運用をバランスよく求める人
<保険と資産運用の2つを取り入れたい人には向いています>
外貨建て保険は、死亡保障や医療保障などの保険機能と、外貨で運用される資産形成の2つ役割があります。このバランスをどう捉えるかは、加入する目的やリスク許容度によって異なるでしょう。
外貨建て保険の死亡保障額は、外貨で運用されます。円換算した死亡保険金は為替レートによって変動しますが、一定の保障額を確保したいものです。
資産運用は高めの予定利率や為替差益を期待して、資産を増やすことを目的とします。為替変動リスクを理解しながら、ある程度のリスクを取ることが前提となります。
他の資産運用商品と分散投資したい人
外貨で分散投資をしたい人は、外貨建て保険が向いているでしょう。既に日本円での資産運用を行っており、日本円以外の通貨でも運用をしたい人には適しています。
特定の通貨に集中して投資するのではなく、複数の異なる通貨に分散することで、為替変動のリスクを低減する効果が期待できるでしょう。例えば、ある通貨が下落しても、別の通貨が上昇していれば、全体としての影響を緩和できる可能性があります。
各国の経済状況や金利政策は異なるため、複数の通貨で運用することで、より多くの収益機会を得る可能性があるでしょう。
<通貨分散投資をしたい人には向いています>
ドル建て保険は高い利率で運用できる保険商品です。円建ての保険と比較すると効率よく資産形成が行えるでしょう。
しかし外貨投資の際には、為替手数料が発生します。複数通貨で取引を行う場合、その都度手数料が発生するため、コストも考えなければなりません。
複数の通貨を管理することは、単一の通貨で管理するよりも複雑になる可能性があります。
金利差に魅力を感じる人
日本では低金利が続いています。2024年3月マイナス金利が解除されたとはいえ、諸外国に比べればまだ低い状態が続いています。
日本より金利が高い通貨に預金すると、効率よく運用できる可能性が高いでしょう。高金利の運用をしたい人は外貨建て保険が向いています。
2025年5月現在の10年物の日本国債の金利は1%台、一方米国国債の金利は4%台となっています。この金利差を見ると利益を享受したいと思う人は多いでしょう。
<日本円より高い金利への投資したい人は向いています>
各国の中央銀行が定める政策金利は、国によって異なります。日本よりも金利水準が高い国(米ドル・豪ドル)の通貨で運用を行う場合、その通貨建ての金融商品の予定利率も高く設定される傾向があります。
外貨建て保険は、このような金利水準の高い通貨で運用を行うことで、円建て保険よりも高い予定利率を提供できる可能性があるのです。
相続対策を考えている人
外貨建て保険も生命保険の一種なので、死亡保険金の「非課税枠」を活用した相続対策で加入する選択肢もあるでしょう。
法定相続人が受け取る死亡保険金には非課税枠があります。非課税限度額は「500万円×法定相続人の数」で計算されます。この非課税限度額内の死亡保険金には相続税は非課税です。
外貨建て保険の場合、死亡時の為替レートで円換算された金額が相続財産として評価されます。
<死亡保険の非課税枠を活用したい人は向いています>
すでに日本円での生命保険を持っており、非課税枠が残っている場合外貨建ての保険に入る方法もあります。外貨で運用されると、場合によっては為替相場の変動によって死亡保険金の円換算額が大きく変動する可能性があります。
運用成果が大きく、死亡時の為替レートが円安になると、円換算後の死亡保険金が高額になるでしょう。その際相続税が課税される可能性が高まります。
ただし死亡保険金が非課税限度額を超えない場合は、課税対象になりません。
外貨建て保険が向いていない人の特徴

次のような人には外貨建て保険はおすすめできません。
- 為替リスクや商品の仕組みを十分に理解していない人
- 元本割れを絶対に避けたい人
- 短期間で資金が必要になる可能性がある人
- 手数料やコストに敏感な人
- 保険の保障機能を重視する人
- 投資や金融商品に不慣れな人・高齢者
該当項目が多い人は他の商品を検討した方がよいでしょう。
為替リスクや商品の仕組みを十分に理解していない人
外貨建て保険は、為替相場の変動によって受取額が大きく変わる商品です。為替リスクや手数料、商品の仕組みをしっかり理解できていない人には向いていません。
リスクを避けたい人は向いていませんが、避けたいと思うのは為替リスクや商品の仕組みが理解できていない、ということもあるでしょう。
為替リスクや商品の仕組みに向き合い、メリットとデメリットを理解できれば、外貨建て商品も検討の余地があるかもしれません。
外貨建て商品に興味がある人は仕組みを理解しましょう。専門家を頼ればわかりやすく説明を受けられ理解が深まります。
マネーキャリアでは、多くのFP(フィナンシャルプランナー)やIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が在籍しています。
IFAは特定の金融機関に所属せず、中立な立場で資産運用のアドバイスを行う資産運用の専門家です。マネーキャリアはFP、IFAのどちらも所属しています。専門家への相談時は有効に活用しましょう。
元本割れを絶対に避けたい人
投資商品にはリスクはつきものです。契約初期に解約すると元本割れするリスクは高いですが、長期で運用すれば、元本割れのリスクは低くなるでしょう。
しかし、長期で運用しても元本割れの可能性があります。外貨建て保険は、満期時に外貨から円に交換する際のレートによっては、元本が割れてしまうこともありうるのです。
円に交換せずに外貨でそのまま持っておき、元本割れしない為替レートまで待つことができれば損失は防げるかもしれません。
<絶対に元本割れがイヤな人は向きません>
リスクがあるからこそ大きい運用益を得られる可能性があるのです。「絶対に損をしたくない」「元本保証が欲しい」という人には外貨建て保険は不向きです。
リスク商品を購入する際は「元本割れの可能性」を説明され、何度か確認をされるでしょう。少しでも不安や疑問がある場合は無理して契約する必要はありません。
短期間で資金が必要になる可能性がある人
外貨建て保険は長期運用が前提の商品です。数年以内にまとまった資金が必要になる可能性がある人、流動性を重視する人には向きません。
外貨建て保険は、長期運用をしなければ、思うような運用結果が得られないケースが多いでしょう。短期で解約すれば元本割れで大きく損をする確率が上がります。
余裕資金で契約し、長期でおこなうことを前提に検討しましょう。
<短期間で解約する可能性がある人には向きません>
特に資産を増やすことを重視する人は、長期で資金をおいておくことをおすすめします。資産運用は長期になるほど運用が安定し、資産が増える可能性が上がります。
短期間で資金が必要になる可能性がある人は、外貨建てではない別の商品を検討しましょう。外貨から日本円に替える時のタイミングが悪ければ、運用効果が減ることも理解しましょう。
手数料やコストに敏感な人
外貨建て保険は、保険会社に支払う手数料や為替手数料が高めです。コストパフォーマンスを重視する人、手数料を抑えたい人には向いていません。
外貨建て保険は、円建ての保険商品と比較して、為替スプレッド、解約控除、管理費用などが高額な場合があります。
手数料やコストが高いと、運用益が相殺され、期待したほどの資産形成ができない可能性があります。為替差益が出ても、手数料で相殺されてしまうかもしれません。
<手数料やコストを重視する人は向きません>
手数料やコストを重視する方にとって、外貨建て保険は注意が必要な金融商品です。商品の仕組みや手数料、コストを十分に理解し、他の選択肢と比較検討した上で、納得のいく判断をすることが重要です。
保険は保険、投資は投資の単一商品で考えた方が、商品の内容も理解しやすく、コストも低めでしょう。
もし少しでも手数料やコストに不安を感じるようであれば、無理に契約するのではなく、他の金融商品を検討する方がよいでしょう。
保険の保障機能を重視する人
外貨建て保険は保障と運用が中途半端になりがちです。運用でお金を増やすことより保障が大事な人は日本円の生命保険がよいでしょう。
保険はライフプランニングをもとに考えましょう。マネーキャリアには、保険の専門家が多数在籍しています。ひとりひとりの意向や予算に合った提案をしてもらえます。
<マネーキャリアのおすすめポイント>
- 保険の選び方の解説をしてくれる
- 必要な保障内容のアドバイス
- 50社以上の商品の中から提案可能
投資や金融商品に不慣れな人・高齢者
投資や金融商品に不慣れな人や高齢者は外貨建て保険は向かないので注意しましょう。
金融商品販売法は、金融商品を販売する業者が、顧客に金融商品を販売する際に、顧客に対して説明義務を負い、説明をしなかった場合に損害賠償責任を負うことを定めた法律です。
消費者保護の観点から制定されたものです。その中でも適合性の原則は、金融商品を販売する際に「顧客の知識や経験、財産の状況に応じた商品をすすめなければならない」ことを定めています。
外貨建て保険は初心者向きの商品ではありません。投資経験が少ない人には外貨建て保険はおすすめできないことになっています。
<投資や金融商品に不慣れな人や高齢者は向きません>
外貨建て保険は、仕組みが複雑なため、金融商品に不慣れな人や高齢者には誤解やトラブルが多くなりがちです。自分でリスクや内容をしっかり判断できない人にはおすすめできません。
保険も金融商品も数多くあります。どの商品を選ぶべきかわからない場合は、専門家に相談しながら検討しましょう。
外貨建て保険はやめたほうがいいと感じた場合におすすめの資産形成方法
外貨建て保険は意向に合わないと思う人は、下記を参考にしてください。
| 資産形成 方法 | つみたてNISA | iDeCo | 個人向け国債 | 個人年金保険 | 投資信託 | 外貨預金 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 売却益は非課税 | 毎月の掛け金は 所得控除 の対象になる | 期限が 決められている | 老後資金の ための積立 | 複数の商品に 分散投資できる | 円預金より利率は高い |
| こんな人に おすすめ | 長期で資産運用 をしたい人 | 長期で老後資金 を貯めたい人 | リスクを 取りたくない人 | 保険と貯蓄を 1本でやりたい人 | 分散投資したい人 | 円以外の資産を 持ちたい人 |
| リスク | あり | 購入商品による | 元本割れは 少ない | 初期で解約すると
元本割れの可能性大 | あり | 為替リスクあり |
| リターン | 長期でやるほど リターンは高い | 長期でやるほど
リターンは高い | 少ない | 少ない | 購入商品による | 大きい場合あり |
それぞれ特徴に違いがあるので自分にはどれが合うか考えてみましょう。複数の方法を組み合わせるとリスク分散になります。
【まとめ】外貨建て保険はやめがほうがいいと言われる理由とは?迷った場合は専門家に相談しよう

外貨建て保険の特徴
- 手数料が高い
- 為替リスクがある
- 保険の保障内容は少な目
- 仕組みが複雑なので上級者むけの商品
外貨建て保険は、投資と保険が1つになっている商品なので、仕組みがわかりずらいかもしれません。投資は投資、保険は保険だけの単一商品の方が、わかりやすいでしょう。
外貨建て保険は向かないと思った方は、投資と保険を別々に契約しましょう。商品の選択に迷う場合はマネーキャリアの専門家に相談しましょう。
マネーキャリアは、お金のことに関して全般的に相談可能です。保険や資産運用はもちろんライフプラン、家計の見直しなど何でも相談しましょう。



