ファイナンシャルプランナーと一般相談員の保険相談はどう違う?

ファイナンシャルプランナーと一般相談員の保険相談はどう違う?
ファイナンシャルプランナー(FP)に保険相談するのって一般相談員に保険相談するのとどう違うの?ファイナンシャルプランナーとの保険相談のメリット・デメリットを徹底解説!FPの種類や選び方のポイント、さらに相談方法も詳しく紹介しています。
監修者「谷川 昌平」

監修者谷川 昌平ファイナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!

ファイナンシャルプランナーに保険相談をするメリットは?



こんにちは。マネーキャリア編集長の谷川です。 

先日、20代の女性の友人からこんな疑問を寄せられました。

今度保険相談に行こうと思うんだけど、保険相談員とファイナンシャルプランナー、どちらから相談受ける方が良いのかよく分からないんだよね・・・

そこで本記事では、 

  • ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するメリット/デメリット 
  • ファイナンシャルプランナー(FP)ができる保険相談以外のこと 
  • ファイナンシャルプランナー(FP)と保険相談するためのポイント 

など、ファイナンシャルプランナー(FP)のことがわかる記事になっています。 ぜひ最後までご覧ください。 


マネーキャリアでは、お金に関する記事が数多くありますので興味のある方は合わせてご覧ください。 

FPに保険相談する最大のメリットは「相談だけ」で終わらないこと!


保険相談をする際に登場するのが、FP。


何となく「ファイナンシャルプランナー」という名前で覚えている人もいるでしょう。


ファイナンシャルプランナーができること、知っていますか?

ちゃんと決まっており、下記の通りです。

  • 老後資金に関する相談
  • 保険の見直し
  • 住宅ローン探し/見直し
  • 資産運用に関する相談
  • 相続に関する相談 (法的書類の作成は×)
  • 家計に関する相談
要するに、「個人のお金に関すること全ての相談」に乗ることができます。

「お金の相談なら、保険会社・証券会社・銀行でもできるんじゃないの?」

と思われるかもしれません。
FPと金融機関の違いは、解決策が商品で終わらないこと。

本当にあなたのために相談に乗ってくれるので、金融商品ありきの相談はしません。
強引な提案をすれば評判が悪くなり、自然と悪質FPは淘汰されていきます。

保険相談する中で家計やローン等、他に悩みがあれば、併せて相談に乗ってくれます。

FPに相談するメリットをまとめると、下記2点です。
  • 保険相談だけで終わらない
  • 真に「あなたのため」に力になってくれる
詳しく解説していきます。

相談者の現状の悩みや希望を丁寧にヒアリング

ファイナンシャルプランナー(FP)は、相談者の現状の悩み・希望を丁寧にヒアリングしてくれます。

もちろん金融機関でも丁寧に対応しますが、「商売ありき」の丁寧さとは別の丁寧さを持っています。


これは、FP一人ひとりが「個人の信用を失うリスク」を背負っているから。


会社の悪評は他の担当者で消せますが、FPは個人ごとに評価がついてしまいますので、いい加減な仕事をすると自分の顔に泥を塗ることになります。


こんな愚かな行為、誰もしません。

住宅ローンや教育費など家計に関することを聞いてもらえる

FPは、個人のお金に関することはプロです。

そのため、家計に関わることは基本的に全て相談に乗ってくれます。


失礼な言い方になりますが、保険相談を第三者から受ける方は、保険相談以外にも家計に問題を抱えていることが多いです。

  • 毎月の家計が赤字でボーナス補填
  • 「使途不明金」の存在
  • 金利の高い住宅ローン
  • 高すぎる教育費
等、保険相談だけでは解決できない問題があったりします。
本人が問題と認識していない場合すらあります。

FPは、ヒアリングを行う中で潜んでいる問題を見つけ出し、あなたに教えてくれるのです。

ヒアリングに基づき相談者1人1人に合わせたライフプランを作成

ライフプランの作成もできます。

一人一人の状況に応じたライフプランを作成してくれます。


一口に家計と言っても、事情は様々。

「どうしてもやめられない〇〇がある」という場合は、遠慮せずに言えば意向に沿ったプランを立ててくれます。


金融機関の担当営業マンには言いづらいことも、FPは職業倫理上の個人情報守秘義務があるので安心です。

相談者のライフプランにあわせた最適な保険を提案

ライフプランができたら、保険もライフプランに合わせて提案してくれます。


本来、保険は個人の状況に応じてカスタマイズするもの。

画一的に「〇〇がオススメですよ!」で入るようなものではありません。


例えば、大雑把に分けても下記のような違いがあるはずです。

  • 専業主婦、夫、子供2人:保険はある程度手厚いものが必要
  • 共働き夫婦、子供なし:一般的にそこまで手厚い保険は要らない
等しく手厚い保険に入る必要はないはず。
保険会社は職務上、上記のような真実は言いませんし言えません。

FPは第三者的な立場だからこそ言えるのです。

保険の比較・検討だけで終わらない保険相談ができる!

前述の通り、FPは単に保険の比較・検討をしているだけの保険相談員とは根本的に異なります。


「わざわざFPに相談するまでもないけど…」と思っている方。

そう思い込んでいませんか?


もちろん、FPの質は大切ですが、良いFPに出会えれば価値ある相談・助言が受けられるはずです。

ファイナンシャルプランナーに保険相談するデメリットは?


「なんかメリットばっかり言ってるけど、デメリットってないの?」

もちろんあります。


大きく分けて3点あるので解説します。

FPによっては相談料を取られることも

ファイナンシャルプランナー(FP)も仕事の一つ。

相談料を取られることがあります。


FPには大きく分けて2種類います。

  • 独立系FP:特定企業に属さない方
  • 所属しているFP:どこかの金融機関等に所属する方
所属しているFPは、相談自体に手数料を取ることはありません。
実際に保険契約・見直しに至った際に手数料を頂く、成果報酬が一般的です。

一方、独立系FPは販売する特定の商品を持たないことがほとんど。
そのため、相談に対して対価を取らなければ商売になりません。

これが相談料になります。
当たり前ですが、FPもボランティアでやっているわけではありません。

一般相談員に比べて少なく質の良いFPを見つけにくい

ファイナンシャルプランナー(FP)自体は、1級を除いてそこまで難しい試験ではありません。


一般的な家計に関して相談に乗れるレベルの2級に関しては、年3回の試験に対して毎回1万人以上の合格者がいます。


ただ、その中で「ファイナンシャルプランナー(FP)」の看板を主として仕事を行う人は多くありません。


日本FP協会のデータで見るFP資格によると、FP事務所に所属しているファイナンシャルプランナーの少なさが目立ちます。

  • AFP/CFP認定者:184,911人
  • FP/士業事務所所属:約13,000人
全国でこの人数ですので、体感では関東圏が大半でしょう。
あまりにも数が少ないため、質の良いFPを探すのは容易ではありません。

保険会社所属のFPは上記の3倍近くいるので、保険相談員の中でFP保持者を探す方がまだ簡単なレベルです。

保険以外のことも考える必要があり気軽に相談しにくい

ファイナンシャルプランナーに相談する際は、保険以外の相談も受けることを前提にしなければいけません。


自分の家計やローンなど、全般に関して相談を受けるスタンスで臨む必要があります。

「とりあえず保険だけ相談したい!」方にとってはオーバースペック。


気軽に相談する相手ではないかもしれません。

保険相談ができるファイナンシャルプランナーを紹介!

ここまでで、ファイナンシャルプランナー(FP)へ相談するメリット・デメリットを解説しました。


実際に保険相談ができるFPを紹介します。


保険相談ができるFPには3種類います。

  1. 保険ショップに在籍しているFP
  2. 保険会社に在籍している企業系FP
  3. 事務所に所属している独立系FP
それぞれメリット・デメリットなどを解説します。

①保険ショップに在籍しているFP

最も保険相談で想像しやすいのが「保険見直し本舗」「保険の窓口」など、保険ショップに在籍しているFP。


a.メリット

  • 全国各地に店舗があり、相談しやすい
  • 多数の保険会社の商品に精通している
FPの数が限られる中で、地方都市や田舎でも保険ショップがあるため最も身近に相談できるメリットは大きいです。

b.デメリット

  • 各保険ショップによって扱う会社・商品が異なり分かりにくい
  • 選択肢が多すぎて選べない可能性がある
問題は、乱立していることによる分かりにくさ。
各保険ショップにより扱う商品が微妙に異なる場合があります。

また、イマイチなFPがとにかく選択肢ばかり提示すると、相談を受けたあなたが混乱して選びきれない可能性はあるかもしれません。

②保険会社に在籍している「企業系」のFP

保険会社に在籍している「企業系」のFPも存在します。


a.メリット

  • 店舗に行かなくても訪問してくれる
  • 1社分の商品しかないので選びやすい
仕事が忙しい方は、そもそも保険ショップに行けません。
保険会社在籍のFPなら、あなたの都合に合わせて訪問してくれます。

b.デメリット

  • 自社の利益のために顧客に不利な提案をする悪質なFPが存在する
  • 所詮は保険会社の社員であり、本音とタテマエが分かりにくい
保険会社に限らず、FPと言えど所詮は「営業担当者」です。
営業には必ずノルマがあり、ノルマのためには売るしかありません。

本音を隠して販売している可能性は十分にあり、無知なまま相談を受けると営業担当者に主導権を握られます。

③事務所に所属している「独立系」のFP

前述の通り独立系のFPもいます。


a.メリット

  • 保険相談以外の相談にも乗ってくれる可能性が高い
  • 一人のFPとして中立的な立場に立ってくれる
独立系のFPは、原則として商品の影響を受けません。
保険相談以外の相談にも乗ってくれる可能性が高く、他にも相談したいことがある方にはオススメできます。

b.デメリット

  • 相談料がかかる
  • 独立系のFPがほとんどいない地域もある
3種類のFPの中で、相談料がかかるのは独立系だけです。
そもそも都市部以外に独立系FPは少なく、地方在住の方は物理的に相談できない問題もあります。

保険相談は保険ショップのFPに相談するのがおすすめな理由

3種類のFPを紹介しましたが、初めて保険相談を受ける場合は保険ショップのFPがオススメです。


全国各地に保険ショップがある以外にも理由があります。

保険ショップのFPなら相談料が何回でも無料!

保険ショップのFPなら、相談料は何回でも無料です。

家計の専門家であるFPから無料で何度でも相談できるメリットは大きいです。


「相談なら企業型FPでも無料じゃないの?」

と思った方。


もちろん無料なのですが、根本的な違いがあります。


企業型FPの場合、相談を受けているだけだと担当者がこう判断します。


「この人相談だけで契約にならないからもう接触しない」


営業担当者は割とシビアで、2~3回であなたの魂胆を見抜いてきます。

こうなると、親身に相談に乗ってくれる可能性は限りなく低いです。


保険ショップの場合は、相談に来る方は乗り換えてくれる見込み客と判断するので、無下にはしません。

FPが相談者の目線に立ってアドバイスをしてくれる

保険ショップのFPは、独立系ほどではありませんが割と中立的な立場です。

扱っている保険会社も複数あり、「〇〇を売らなければいけない」という状況にはなりづらいです。


そのため、相談者目線に立ったアドバイスもしてくれます。

もちろんFPによる個人差や相性はありますので、近くに複数の保険ショップがあるなら、お店を変えて相談を受けても良いでしょう。


何度でも無料ですので、相談を受けるあなたも気兼ねなく行けると思います。

保険を専門に取り扱っているFPが多いので経験豊富

保険ショップのFPは、毎日のように保険相談を受けておりますし、保険商品について精通しています。


保険会社とも関わりがあるため、

  • 最先端の商品
  • 新登場の商品
等にも詳しいでしょう。
保険に限って言えば、独立系・企業系のFPよりも詳しいはずです。

保険ショップの基準をクリアした優秀なFPなので安心

保険ショップによっては、FPをお客様評価によってふるい落とす仕組みも整えています。

評価の悪いFPを抹消している保険ショップもあります。


このような仕組みがあれば、自然と悪質なFPが減り、残ったFPも自己研鑽に励むはず。

相談を受けるあなたも、安心して相談できますね!

保険相談から保険の加入・見直しへの手続きがスムーズ

保険ショップは、代理店の機能も持っています。

そのため、保険相談で終わりません。


保険相談後、あなたが納得すれば

  • 保険の加入
  • 保険の見直し
等の手続きも行ってくれます。

ファイナンシャルプランナーの選び方のポイントを解説!

「ファイナンシャルプランナーに相談すべきことは分かったけど、どう選べば良いの?」

という疑問も聞こえてきそうですね。


実は一口にファイナンシャルプランナーと言っても、様々な資格がありそれぞれ微妙に異なります。

取得しているFP資格

まず、取得しているFP資格によってFPがどれほどのランクか分かります。

国家資格としてのFPは以下3種類。

  • FP3級
  • FP2級
  • FP1級
国家資格以外のFPもあり、以下2種類。
  • AFP(≒FP2級):日本FP協会認定資格
  • CFP®:世界25か国で導入される国際資格(日本では日本FP協会が認定)

合計5種類になります。
資格は、原則としては「国家資格が上」という認識で良いのですが、FPだけは例外です。

FP1~3級は、一度試験に合格さえすれば、研修も更新もなく一生有効です。
そのため、合格後勉強しているかどうかは未知数になります。

一方、AFPやCFP®は更新研修があったり、実務経験が必要だったりと質の担保を行っています。
基本的には、FPの最高峰CFP®、と覚えておけばOKです。

相談できる分野の範囲

FPは、資格によって相談できる分野に明確な棲み分けはされていません。

家計に関する相談は基本的に受けられると思って良いです。


ただし、FP3級や2級程度の資格は、大学生が数か月勉強して取れてしまうレベル。

言い方が悪いですが、学生レベルの資格で相談を受けるのは不安でしかありません。


また、AFPも更新があるとはいえ、取得したての場合は大した経験がありません。

基本的にCFP®以外は相談を受けるに値しないでしょう。

相談実績や相談スキル

相談実績やスキルも、圧倒的にCFP®が優れています。

  • 一定の実務経験がなければ資格取得できない
  • 日本FP協会の研修を受けている
  • FPの中で最高峰の資格なので相談を受ける件数も多い
このような理由から、CFP®は圧倒的に場数を踏んでいます。
他のFP資格とは比べ物になりません。

ファイナンシャルプランナーと保険相談する方法は?

FPの資格について最低限理解出来たら、実際に相談を受けてみましょう!


保険ショップでファイナンシャルプランナーと保険相談する方法も解説します。

まずは予約フォーム・電話で保険相談の申し込み

まずは各保険ショップのHP、又は店舗の電話番号を調べ、予約フォームか電話で相談を申し込んでください。


お店の予約みたいな感覚で構いません。

申し込みの際にFPと相談したいという旨を必ず記入

申し込みの際は、個人情報を入力したり伝えたりしますが、必ず伝えなければいけないことがあります。


それは、「FPと相談したい」という意向。


保険ショップに在籍している人が、全員FP保持者とは限りません。

ましてやCFP®となれば、事前に伝えなければ相談は無理でしょう。


うっかり忘れそうになるので、絶対に忘れないでください!

相談方法はオンライン・対面のどちらか

相談方法は2種類。

  • オンライン
  • 対面
オンラインは、対応していない保険ショップもありますので事前に確認してください。

選択したFP・相談方法で保険相談スタート!

ここまできたら、あとは選択したFP、相談方法で相談を受けるだけ。


あなたは基本的なことが分かっていれば問題ありません。

  • 現在の保険の加入状況
  • 保険の支払金額
  • 家族構成
ご夫婦一緒に相談を受ける方がスムーズです。

【参考】FPに保険相談するならマネーキャリアがおすすめ


「FPに相談したいけど、店舗までは行きたくない」

「店舗が空いている時間に仕事なんか終わらない」

「休日は自分の時間が欲しいからイヤ!」


こんな方もいるでしょう。

マネーキャリアでは、オンライン専門で保険相談を行っています。


マネーキャリアの保険相談は、以下のような特徴を備えています。

  • FPへの相談は納得できるまで何度でも無料
  • スマホだけで予約から面談まで可能
  • オンラインで、いつでもどこでも気軽に相談
  • 取扱保険会社数は40社以上、提携FPは3,000人以上
保険の相談をはじめとしたFP業務はもちろん、普段からオンラインで相談を受けているので、オンラインでの対応スキルも十分です。

「オンラインで受けたけどやっぱり店舗の方が良かった…」とがっかりさせない相談をする体制が整っています。

【まとめ】まずは保険ショップのFPに保険相談してみよう


ここまで、保険相談やFPについて解説してきました。

いかがでしたでしょうか。


本記事では、

  • 保険相談においてFPに相談するメリット/デメリット
  • FPの資格による違い
  • FPの所属先(保険ショップ・企業・事務所)による違い
  • 保険ショップのFPが保険相談においてオススメできる理由
等、保険相談とFPに関して詳しく解説しました。

改めて冒頭の質問にお答えすると、

「保険相談は、保険相談員よりFPに相談を受ける方が良い。また、保険ショップでの保険相談なら相談料が何度でも無料で受けられる」

となります。

日本人の保険加入率95%とも言われ非常に高い水準ですが、保障内容を理解して契約している人は意外と少ないもの。
この記事に出会ったのを機会に、保険ショップに相談してみてはいかがでしょうか?

もちろん、マネーキャリアでも保険相談受付中ですので、ご興味持たれた方は是非お問い合わせください!