ライフイベントとストレスの関係とは?誰に相談するべきかも解説!

ライフイベントとストレスの関係とは?誰に相談するべきかも解説!
「結婚ってお金かかるな~」「出産控えているけど、なんだか不安...」と思う方は必見です。本記事では、ライフイベントとストレスの関係性、各ライフイベントにかかるストレス指数、ライフイベントにストレスを感じたらお金のプロであるFPに相談すべき理由をまとめました。
監修者「谷川 昌平」

監修者谷川 昌平ファイナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!

ライフイベントとストレスの関係とは?

こんにちは。マネーキャリア編集部です。


日常で感じているストレス。


「仕事で大きなプロジェクトを任されたのに、うまくいかない...」といったものから

「子どもの好き嫌いが激しくて困る」といった日常的なものまで、様々です。


今回は、人生でも大きなストレスの原因となり得るライフイベントと、ストレスの関係について取り上げていきます。

  • ストレッサーとは?
  • ライフイベントとストレスの関係は?
  • ライフイベントの費用についてFPに相談した方がいい?
以上の内容を中心に解説していきます。
  • これから大きなライフイベントを予定している方
  • ライフイベントにかかる費用に不安がある方
  • まだ若くてどんなライフイベントが待ち受けているかよく分かっていない方
以上に該当する方は、この記事を読めば、ストレスの大幅な減少となり、これから何をすべきかが分かります。

ぜひこの記事を参考に、不安を解消していきましょう。

ライフイベントとストレスの関係を解説!


ライフイベントとストレスの関係について、以下を解説します。

  • ストレッサーとは
  • 代表的なライフイベントとストレスを解説!
  • 日本人労働者とライフイベントにかかるストレス
  • ライフイベント・ライフスタイルに関わるストレス指数ランキング
  • 業種別の健康リスクワーストランキング

ストレッサーとは

ストレッサーとはストレスの原因となる刺激のことを言います。


ストレッサーは4つに分類できます。

  • 物理的ストレッサー
  • 化学的ストレッサー
  • 生物的ストレッサー
  • 心理的ストレッサー

物理的ストレッサー

温度・光・音など、物理的な刺激のことです。
暑さや寒さ・照明がまぶしい・オフィスがうるさいといったことが例として挙げられます。

近年は、PCやスマートフォンのディスプレイも問題になっています。
音に関しては、工事現場の音・飛行機の音など、外部からの影響もあります。

化学的ストレッサー

金属・アルコール・タバコ・薬物・食品添加物をはじめとした、化学物質によるものです。

これらの化学物質等の目や喉への刺激・匂い・毒性や、酸素欠乏のような室内の空気環境もストレッサーになり得ます。

近年は多くの企業が、受動喫煙を防ぐ対策を行っています。
オフィスで喫煙が許可されている場合は、喫煙所の設置・分煙が必要です。

生物的ストレッサー

細菌・ウイルス・カビ・花粉等、生物によるものです。

心理的ストレッサー

不安・焦り・緊張・怒り等、感情を伴うものです。
他のストレッサーと密接に関連していることも。
心理的ストレッサーは「時間のストレッサー」「課題のストレッサー」「身体的脅威」「自我の脅威」等、更に細分化することもできます。

「時間のストレッサー」は、時間に追われて急かされている時に感じるストレスです。

期日や試験の終了時間が迫り焦っている時、遅刻しないように慌てている時のように、時間を意識した時に感じます。

他にも定時前や定時後の仕事の依頼も影響します。

「課題のストレッサー」は、ノルマや目標の達成・仕事上の義務等、成し遂げるべきことがある時に感じるストレッサー。

営業の売り上げ目標・納品物へ求められるクオリティ等、多くの場面でストレッサーが存在します。

期日までに高品質なものを納品しなければいけない場合は、課題のストレッサーだけでなく、時間のストレッサーも関係してきます。

身体的脅威とは他人に傷つけられるのではないか、事故を起こすのではないかといったように、身の危険を感じる時に起こるストレッサーです。

例えば、長時間労働によって身体を壊すのではないか、飲み会で過剰なお酒を飲まなければならず急性アルコール中毒になるのでは...といったことが挙げられます。

自我の脅威とは、自尊心・プライドが脅かされる場合に感じるストレッサーです。

例として、人前で怒られる・大失敗をして不安に駆られることが挙げられます。

代表的なライフイベントとストレスを解説!

それでは、ライフイベントとそれに関するストレスはどのようなものなのでしょうか?


1993年の『ライフイベント法とストレス度測定』に(夏目誠・村田弘 著)によると、労働者・大学生・主婦など立場によって違いはあるものの、総じて配偶者など身近な人の死が最も大きなストレッサーになっています。


続いて、倒産や留年等、まとまったお金が必要になるイベントが、大きなストレッサーになっています。

日本人労働者とライフイベントにかかるストレス

厚生労働省『平成28年 労働安全衛生調査(実態調査)』によると、強いストレスとなっている事柄がある労働者は6割ほど。


過半数の労働者が強いストレスがあると回答しています。


ストレスとなっているものは、大きい順に以下の通りです。

  1. 仕事の質・量
  2. 仕事の失敗、責任の発生等
  3. 対人関係

ライフイベント・ライフスタイルに関わるストレス指数ランキング

ストレスの度合いを測る測定法として、ライフイベント法があります。


一般的な人々のライフサイクルを中心に、10年間のライフイベント・43項目のストレッサーを調査しています。


ストレスの程度を「結婚を50」とし、0~100点でストレッサーの強度を自己採点しています。

順位出来事ストレス度
1配偶者の死100
2離婚73
3別居65
4留置所での拘留63
5親密な家族の死亡63
6病気・傷害53
7結婚50
8失業47
9夫婦の和解45
10退職45
11家族が健康を害する44
12妊娠40
13性の問題39
14新しい家族が加わる39
15新しい仕事への適応39
16経済状態の悪化38
17親友の死亡37
18異なる仕事への配置換え36
19配偶者との論争回数の変化35
201万ドル以上の抵当か借金31
21担保物件の受け戻し権喪失30
22仕事上の責任変化29
23子どもが家を離れる29
24親戚とのトラブル29
25特別な業績28
26妻の仕事開始、あるいは中止26
27学校が始まる26
28生活上の変化25
29習慣を改める24
30上司とのトラブル23
31仕事上の条件が変わる20
32引っ越し20
33転校20
34レクリエーションの変化19
35教会活動の変化19
36社会活動の変化18
371万ドル以下の抵当か借金 17
38睡眠習慣の変化16
39家族団らん回数の変化15
40食習慣の変化15
41休暇13
42クリスマス12
43ちょっとした違反行為11

1年間の合計点数が300点を突破した人のうち、79%は翌年に何らかの身体疾患を訴えています。

200~299点の層では51%に、150~199点では39%までに減少しています。


この結果から、ストレスの蓄積と身体疾患を訴える頻度は比例することが明確になりました。


上位10位のストレス要因は、半分が結婚や夫婦生活にかかわるライフイベント。

パートナーとの離別に関する項目が上位3位を占めています。


この調査は米国で行われたので、夫婦のパートナーシップを重んじる米国ならではの結果、という背景も考えられます。


しかし、家庭を持つ人にとって夫婦関係は人生の要でもあり、この関係性が崩れると大きな打撃となることが分かります。


11位以降は、夫婦(男女)の関係・家庭の問題・仕事やお金の変化等、さまざまなライフイベントが登場します。


注目したいのは、7位の「結婚」、12位の「妊娠」や14位の「新しい家族ができる」のように、一般的に喜ばしい出来事でも、ライフイベントが大きいとストレスも高くなっていることです。


毎日が変化に富んで楽しく、愛情にあふれた生活だとしても、大きなライフイベントでは、本人も気づかないうちにストレスをためやすくなっているようです。

業種別の健康リスクワーストランキング

業種によってリスクは異なるものの、「仕事の負担・コントロール」と「上司・同僚とのコミュニケーション」は大きなストレッサーとなっています。


以下は「仕事の負担・コントロール」と「上司・同僚とのコミュニケーション」を合計し、点数が高かった順に並べたものです。

業種健康リスク
運輸112
医療・福祉111
生活・娯楽104
製造103
宿泊・飲食102
不動産101
建設100
情報通信100
卸売り・小売り100
金融100
全業種平均100
教育99
その他サービス99
公務99
インフラ97
学術・専門96
郵便等87

業種別に示しましたが、この中でも多様な職業が存在しています。


ストレッサーやその強度も人によりさまざまです。


まずはどういったストレス要因が、人に強い影響を与えているのかを理解しましょう。

ライフイベントにかかる費用にストレスを感じたらFPに相談すべき理由

ここで、ライフイベントの費用に関してストレスを覚えたら、FP(ファイナンシャルプランナー)へ相談することを提案します。


FPとは、家計をはじめとしたお金にまつわる不安や相談について、専門的な知見から的確なアドバイスを行うお金の専門家のことです。


FPは、家計のアドバイスを行う際、常にライフイベントを考慮しています。


結婚・出産・子どもの進学・マイホーム購入等、ライフイベントは大きなお金が動くことが大半です。


専門知識と、何人もの相談に乗ってきた経験の豊富さから、FPの存在は頼りになると言えます。


特に、無料のFP相談サービスの中ではマネーキャリアの無料FP相談サービスがおすすめです。


マネーキャリアは保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)3,000名と提携しているため、FPの質が非常に高い無料FP相談サービスです。 


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おまけ:デイリーハッスルとストレス


人生における主要なイベントと健康状態の間には、必ずしも深い関係があるわけではないと指摘する研究もあります。


例えば、ライフイベントのような日常生活で頻繁に発生しない出来事よりも、デイリーハッスルの方が、心身への悪影響を考えるうえで重要だという主張もあります。


デイリーハッスルとは、ネガティブ感情を引き起こし、日常生活において繰り返し経験されるストレッサーのことです。


中には、デイリーハッスルの方がライフイベントに比べて、私たちの心身の健康状態を予測するのに優れているという報告もあります。


例えば、「待ち合わせ時間に相手が遅れてくる」「満員電車で押されてイライラする」などの出来事が挙げられます。


デイリーハッスルによって生じるストレスは、ライフイベントと違い、それほど強いものではありません。


ストレスになっているという自覚が少ないため、本人も意識しないうちにデイリーハッスルのストレスを蓄積してしまっている可能性があります。


デイリーハッスルは一つ一つ挙げていこうとするとキリがないので、ケースにあった対応を考えていきましょう。


他人が関わるデイリーハッスルで解決可能なものについては当事者と交渉を試みる。

逆に、解決が難しいものは、生じるストレスをこまめに発散するのが大切です。


その時の「嫌な気分」に巻き込まれないようにすることが鍵となります。

まとめ:ライフイベントにストレスを感じたらFPに相談しよう

今回はライフイベントとストレスについて

  • ストレッサーは、物理的・化学的・生物的・心理的ストレッサーの4つに大別できる
  • 身近な人との別れが大きな最大のストレス
  • 次に大きいのは、大きなお金が必要となるストレス
  • ライフイベントにまつわる費用は、FPに相談しよう
以上の内容を中心にお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

これから何かしらのライフイベントを控えている方が大半だと思います。
多大な出費を伴うライフイベントは、FPに相談して安心して備えたいところ。

FP相談については、他の記事でより詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。