この記事の目次
- お金がない人との結婚は後悔する?後悔しないための対策は?
- お金がない人との結婚で後悔する部分7選
- ➀生活の中で我慢しないといけないことが多い
- ②金銭面でストレスがたまりケンカになることも
- ③共働きしないと生活が苦しい
- ④子供の教育費の支払いが苦しい
- ⑤親の老後の資金の問題
- ⑥結婚式にお金を使えない
- ⑦独身の時よりも生活の質を下げなければいけない
- お金がない人との結婚で後悔しないための対策3選
- ➀節約を日常にする
- ②お互いの所得を把握しておく
- ③ライフプランから必要な金額を逆算する
- 結婚後にお金が無くなる原因を把握して対策しよう
- ➀給料が低いなら転職を考えよう
- ②貯金がないなら節約を始めよう
- ③借金があるなら早めに返済のめどを立てよう
- お金がない男性と結婚して幸せになった女性の体験談を紹介
- お金がない男性と結婚して後悔した人の体験談を紹介
- お金目当てで高収入の人と結婚し公開した人の体験談を紹介
- まとめ:お金がない人との結婚でも幸せになる方法はある
お金がない人との結婚は後悔する?後悔しないための対策は?
こんにちは。マネーキャリア編集部・FPの西田です。
先日、30代前半の女性から次のような相談をされました。
現代の日本において、経済的事情によって結婚できない人が増えています。
山田昌弘(中央大学教授)の調査未婚化の背後にあるもの(p.17)によると、年収が300万円未満の20歳代、30歳代における既婚率は10%を下回り、年収300万円以上の既婚割合は25~40%弱という結果が明らかになりました。
この結果にもいえるよう、結婚において年収が大きく関係するといえるでしょう。
本記事では、20代FPである私が「お金がない人との結婚はどうなの?」という疑問を解説していきます。 本記事が、経済的要因によって結婚を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
お金がない人との結婚で後悔する部分7選

結婚相手に求めるポイントは人それぞれです。
相手に経済力を何よりも求める方もいれば、お金がない人とでもフィーリングが合えば問題がないという方もいらっしゃいます。
お金がない人とでも愛があれば、後悔しないという結婚観と、お金がない人と結婚すると後悔するという結婚観は昔からありますが、どちらの価値観が正しいかという答えは出すことができません。
お金がない生活でも愛のある生活であれば、幸せを感じる人もいるでしょう。
結婚相手の経済力をどこまで重視するかは人それぞれですが、生活のなかでお金はないよりもあった方が良いことは確かです。
まずは、お金がない人との結婚で後悔する部分を7つおさえておきましょう。
➀生活の中で我慢しないといけないことが多い

日常生活においてお金はなにをするにもかかります。
衣食住はもちろんのこと、水道光熱費、旅行・レジャー、外食、教育、医療、美容などにもお金は不可欠です。
お金がない状況であっても、安いものを見つけて、うまくアレンジするなど楽しみ方はあります。
しかし、豪華なレストランで食事をしたい、ステキな洋服がほしい、日常から離れて旅行したいという気持ちも時には芽生えるものです。
お金がないと余暇や贅沢を我慢しなければいけないので、お金がない状況を招いたことを時には後悔するかもしれません。
将来的に子どもができた場合にも、お金があれば子どもに高いレベルの教育や本人の希望にそった教育を受けさせることができます。
病気になった時も治療の選択肢は支払えるお金によって変わることもあります。
お金がない状況において贅沢品などは心の持ちようによって、我慢することも容易にできるでしょう。
しかし、教育や医療においてお金がないことを理由に希望にそった選択をできない場合は、気持ちの整理を簡単に付けることはできず、大きく後悔するはずです。
②金銭面でストレスがたまりケンカになることも

お金がないと、我慢しなければならないシーンや、周囲と比較して惨めな気持ちになる機会も少なくありません。
満たされない生活のなかでは、ストレスがたまるものです。
お金がないことがストレスやイライラの原因となっていることにも気付かず、どことなく鬱憤を抱えながら暮らしている方もいます。
自分、ないし相手の精神状態が安定していないと、ささいなことで腹が立ったり、相手のささいな言動に対して過剰に苛立ちを抱いたりして、夫婦間でケンカが起きやすいです。
自分は節約を心がけた生活を送っているのに、相手が贅沢品を買ったり、趣味にお金を費やしていたりすると、激しい苛立ちを感じてしまい、ケンカに発展し、結婚を後悔してしまうことさえあります。
③共働きしないと生活が苦しい

厚生労働省の国民生活基礎調査の概況(2018年)によると、20代夫婦の世帯収入は376万円、30代夫婦の世帯収入は574万円となっています。
夫婦どちらかの収入でこの程度の収入に達していれば問題ありませんが、この金額を大幅に下まわる場合は共働きを考える必要があります。
日本において半数以上の家庭が共働きです。
国勢調査によると、平成27年時点で共働き世帯数は1200万世帯を超えており、全体の64.4%となっています。
今の日本において共働きは珍しいことではなく、むしろ当たり前なのです。
夫婦の老後、求めている生活水準、子どもに受けさせたい教育によって、必要となる生活費は全く異なります。
お金が必要な時に後悔しないよう、夫婦でライフプランについて早いうちに話し合うようにしましょう。
④子供の教育費の支払いが苦しい

お金がないと、子どもに適性や本人の希望にそった教育を与えることができず、後悔することもあるかもしれません。
フコク生命によると、幼稚園から大学まで国公立の場合998万円、幼稚園から大学まで全て私立の場合2409万円の教育費がかかるといいます。
この数字はどちらも自宅通学の場合ですので、場合によっては下宿費、寮費などかかるかもしれません。
これに加えて、習い事の費用や留学費なども必要になることが多いです。
子どもの教育費の捻出が厳しい場合、子どもの才能を摘んでしまう危険性や、子どもに学費や生活費をアルバイトで稼ぐなどして協力してもらう必要が出てきます。
子どもはお金がない家庭でも、愛情を注げばすくすく成長するという見方ももちろんできます。
子どもにお金がないことで後悔させたり、進路が閉ざされたりすることがないよう、教育費は多くあるにこしたことがないでしょう。
⑤親の老後の資金の問題

自分の老後資金だけではなく、親の老後の資金についても考える必要のある方も珍しくありません。
親が年金だけで生活を成り立たせることが難しい場合は、子どもが不足分を仕送りする必要があります。
あるいは、結婚後も親と同居する場合は、年老いた親の食費や光熱費などを若夫婦が補うというケースもあります。
相手の親が年金世代になったあとで親への仕送りの必要性が発覚した場合は夫婦間のトラブルのもとになるので、互いの親の老後資金について結婚前に確認しておくとよいでしょう。
⑥結婚式にお金を使えない

女性の場合は特に結婚式について幼い頃から憧れを抱いている方も少なくありません。
花嫁さんが身にまとう純白のウエディングドレスをイメージして、「お嫁さんになりたい」と将来の夢を話す少女も多いです。
しかし、彼にも自分にも貯金がなく、かつ親からの援助も期待できない場合は華やかな結婚式を諦める必要があります。
ラグジュアリーな結婚式場、美しいウエディングドレス、おいしい料理をそろえるためにはたくさんのお金がかかります。
自分にも結婚相手にもお金がない場合は、結婚式にあまりお金を使えないことを覚えておいてください。
⑦独身の時よりも生活の質を下げなければいけない

「独身貴族」という言葉がある通り、独身は人生で一番お金を自由に使える期間といえるかもしれません。
男女ともに旅行を謳歌し、華やかなアクセサリーやスーツを購入したり、休日前や休日にはおいしいレストランで食事をしたりという暮らしをしている方も多いです。
しかし、結婚後は独身の時よりも生活の質が下がると一般的にいわれています。
夫婦、ないし将来産まれるだろう子どものことを考えた広い部屋が必要になりますし、養育費などについても考える必要が出てきます。
結婚後、気持ち的にも節約を意識し、贅沢をしないようにと心掛ける方も少なくありません。
しかし、なかには生活の質が下がり、結婚を後悔する方もいらっしゃいます。
お金がない人との結婚で後悔しないための対策3選

お金がない人と結婚したら、さまざまな場面において我慢や制約が出てきます。
結婚式や新婚旅行など長年思い描いていたことを諦めなければならなくなるかもしれません。
しかし、お金がない人であっても、フィーリングが合い、一緒にいて楽しくて、自分のことを理解してくれる人であれば、幸せな家庭を築いていけるはずです。
お金がない人との結婚で後悔しないための3つの対策を紹介していきます。
➀節約を日常にする

独身時代は、人生で一番お金を使える時といっても過言ではないかもしれません。
たいていの人が、結婚後は独身の時よりも生活水準を落とすことになります。
一度上げた生活水準を落とすことは難しく、かつストレスにもなるものです。
豪華な住まい、高級レストランの食事、高価な衣類に慣れてしまうと、お値打ち価格のサービスや商品に満足し難くなります。
独身で余裕のある時から節約を意識した生活をしましょう。
気晴らしや日々の自分の頑張りに報いるために、時々贅沢をする分には問題ありませんが、贅沢が日常化すると普通の生活に戻すことが難しくなります。
②お互いの所得を把握しておく
結婚前に、お互いの所得をしっかりと把握しておくようにしましょう。
月給だけではなく、ボーナスや各種手当など細かい部分も共有しておくことで、ライフプランニングをより現実味が帯びたかたちで立てることができます。
一馬力で生計を立てるのか、結婚後に妻も現在の仕事を続けるのか、あるいは妻の仕事をパートに切り替えるかなど、事前に決めておくとよいでしょう。
③ライフプランから必要な金額を逆算する

結婚前に、結婚式の費用、年金世代になった親への仕送り、教育費、夫婦の老後資金など、事前に分かる出費をすべて洗い出し、書きおこしてみて下さい。
どのくらいのお金が今後必要になるのかをあらかじめ明らかにしておくことで、働き方や節約についてのルールなど決めやすくなります。
将来必要な出費を把握しておくことによって、その時になって「お金がなくて支払えない」という状況を防止できます。
結婚後にお金が無くなる原因を把握して対策しよう

結婚後にお金がなくなる原因をあらかじめ把握し、対策を練るようにしてください。
お金がない原因について早い段階で発見できれば、広い選択肢のなかから対策を決めることができます。
お金がない方のよくある原因とその解決策をあわせて紹介しますので、自分にも該当していないか考えてみてください。
➀給料が低いなら転職を考えよう

給与は役職、業務成績、資格の取得などが評価されて、年々上がることが多いです。
②貯金がないなら節約を始めよう

現在の日本において貯金がない、もしくは数万円以内という方は非常に多いです。
毎月の必要経費の支払いで給与が底をついてしまい、貯金にまわせる余剰資金のない方も少なくない状況です。
貯金がない方は結婚関係の費用のみならず、もしもの時のためにある程度はお金を貯めておく必要があります。
日々節約を心がけて、貯金にまわすお金を残しておきましょう。
節約しても貯金できる余裕がないという方は、副業や転職を考えてみてもよいかもしれません。
③借金があるなら早めに返済のめどを立てよう

結婚において借金の有無は非常に重要です。
借金がある方は相手に対して結婚前に話すようにしてください。
結婚後に借金があることが相手に明るみになったために、離婚にいたってしまったという方も少なくありません。
秘密にしていた借金によって離婚を招いてしまった方の多くが、「結婚前に借金について話せばよかった」と後悔されています。
借金がある場合は、早めに返済することを心がけ、それが難しい場合は現実的な返済のめどを立てるようにしてください。
近年、大学生の3人に1人が借りているといわれる奨学金。
奨学金も借金に該当しますので、結婚の際には気を付けてください。
お金がない男性と結婚して幸せになった女性の体験談を紹介
私は結婚前から旦那にすべて養ってもらおうとは考えていませんでした。
夫は派遣社員で年収が低く、お金がありませんが、共働きで生計を立てています。
結婚相手はお金よりも、相性や家事力の高さだと考えています。
夫の稼ぎは少ないですが、一緒にいて楽しいですし、家事もすすんでしてくれるので、全く問題は感じていません。
むしろ、家事に協力的な夫について、周囲から羨ましがられているほどです。
夫の収入では専業主婦になることは難しいですが、生計を協力して立てていきたいと思っています。
お金がない男性と結婚して後悔した人の体験談を紹介

結婚前は「お金よりも愛」だと思っていました。
正直なところ、お金のために愛してもいない男性と結婚する知人を軽んじていた部分もあります。
私は資格をもっており安定した仕事に就いているため、お金のない男性とでも協力して生計を立てていけると思っていました。
しかし、結婚後にそれは理想にすぎないと気付きました。
夫は家事などをしてくれるものの、私の収入を完全にあてにする言動をとります。
仕事ではストレスもたまりますし、帰宅すると疲れてへとへとです。
そうしたなかでも、夫が家に居ることを許せるほど、私には許容力はありません。
結婚前に、相手の収入についても考えるべきだったと後悔しています。
お金目当てで高収入の人と結婚し公開した人の体験談を紹介

旦那は高収入ですが、結婚したことを後悔しています。
仕事が常に忙しく、平日は帰宅が遅いために顔を合わせる時間もありません。
休日にいたっても接待やゴルフが中心であり家族の時間をつくってもらえませんし、仕事を理由に旅行がキャンセルになったことも少なくないです。
子どものことで相談しようとしても、「仕事で忙しい」「おまえに任せた」の一言で終わってしまいます。
正直、ひとりで子育てするのは大変ですし、旦那とコミュニケーションを取れる時間も少ないので孤独を抱えています。
まとめ:お金がない人との結婚でも幸せになる方法はある
結婚において重視するものは人によって違います。
愛があれば、お金はいらないと考える方もいますし、愛よりもお金だという現実主義の方もいらっしゃいます。
結婚相手にお金はないよりもあった方がよいですが、お金にとらわれすぎるあまりに本当に愛する相手との結婚を逃すことはもったいないです。
自分が低収入だから、あるいは相手が低収入だからと、お金を理由に結婚を諦めた方も非常に多いです。
結婚相手にお金があるに越したことはないですが、相手にお金がない場合でも共働き、ファイナンシャルプランナーと家計について計画を立てるなど、状況を改善させる方法はいくらかあります。
お金がない人との結婚を諦める前に、相手の収入を補う方法や節約方法などを考えてみるとよいでしょう。
マネーキャリアでは、他にも読んでおきたいお金に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

